2025年日本臨床救急医学会PACCコース開催のお知らせ
2025年2月12日(水)、日本臨床救急医学会が主催する第1回PACCコースが京都橘大学にて行われます。このコースは、心臓の異常や呼吸系のトラブルを抱える患者に対して迅速かつ的確な対応を学ぶための重要な機会です。
コースの概要
PACCコースでは、「胸痛」「呼吸困難」「動悸」「背部痛」「失神」など、循環器の異常を示す症候について学びます。受講者は12誘導心電図の解釈や循環器特有の観察・処置を習得できます。さらに、一般社団法人日本救急救命士会によって作成されたアルゴリズムに基づき、受講者は心肺蘇生やプレホスピタルケアにおける最新の知識とスキルを身につけることができます。
申込情報と参加資格
コースへの申込は、2024年12月15日から2025年1月15日まで受け付けられます。定員は25名で、日本救急救命士会の正会員が優先となります。参加には会員資格は求められませんが、事前に入会することを推奨しています。コースを受講する医療従事者は、以下の職業の方々が対象です:医師、看護師、救急救命士、消防職員、及び海上保安官など。
コース開催場所
会場は京都府京都市の京都橘大学明優館です。最寄り駅である地下鉄東西線の「椥辻駅」からは徒歩20分の距離となっています。
受講にあたっての注意事項
受講者には、PACCガイドブックの熟読をお願いしており、プレテストの実施も求められています。特に心電図の解読は、コース当日までに自己学習を行うことで理解を深められるため、プレテストを通じて十分な準備をしておくことが推奨されます。このコースは、救急救命士向けに設計された教育・訓練プログラムですが、内因性疾患への理解を深める場として、幅広い医療従事者にとって有意義な内容となっています。
日本救急救命士会について
一般社団法人日本救急救命士会は、救急救命士の専門性の向上を図るために設立されました。救急医療の質を高めることを目的に、会員のニーズに応えるべく、様々な教育や研鑽の場を提供しています。会は救急医療の現場のニーズに基づき、今後ともさらなる活動を展開していく予定です。
お申込リンク
興味のある方は、ぜひこの貴重な機会に応募をご検討ください。早期に定員に達する可能性もあるため、早めの申し込みをお勧めします。