短納期への挑戦!新たな切削加工サービスの拡大
2025年4月22日から、株式会社ミスミグループ本社が提供する機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy(メビー)」が、切削加工における超短納期サービスの対象を大幅に拡充しました。これにより、従来の9種類の材質および表面処理に加え、新たに24種類がラインナップに登場し、合計で33種類の材質・表面処理に対応しています。
特に注目すべきは樹脂材で、業界内でも最短の1日目出荷を実現。これにより、取引先企業の生産性向上に寄与することを目指しています。
背景とニーズの多様化
meviyでは、顧客が納期を自由に設定できるサービスを展開しています。先納期品を計画的に注文し、価格を抑えたい顧客向けには、長納期を選択することで価格が30%割引される「納期割引サービス」を用意しています。このサービスは、サービス開始当初から好評で、顧客からの強い支持を受けています。
一方で、急な設計変更や製造ラインの故障といった事態に直面した際、納期を最優先にした部品調達を希望するニーズも増加しています。これに応える形で、meviyは特に切削加工において、鉄やアルミといった素材に対応した超短納期サービスを提供してきました。
しかし、これまでのサービスには利用できる材質やサイズに限りがあり、特にステンレス材や樹脂材に対しては、早急な対応を求める声が多く寄せられていました。そこで、今回の拡販に至ったのです。
新たなサービスの詳細
生産力の強化に伴い、今後はSCM材、ステンレス材、アルマイト処理を含む新たに追加した24種類の材質が超短納期サービスに対応します。これにより、幅広いニーズに応えることができるようになります。また、大きなサイズや複雑な形状にも対応できる体制を整えています。
特に注目すべきは、樹脂の最短1日目出荷。これにより、多くの商品ラインで短納期での部品調達が可能になり、顧客の業務効率を向上させることが期待されています。
meviyとは何か?
meviyは、AIを活用した機械部品調達のプラットフォームです。ユーザーが3Dデータをアップロードすることにより、AIが自動で即時見積もりを提示し、独自のデジタル製造システムを用いて最短1日での出荷が可能になります。よって、部品調達時にかかる作業時間の9割以上を削減することが実現されています。この革新のおかげで、日本国内で4年連続シェアNo.1の地位を獲得し、また第9回ものづくり日本大賞において「内閣総理大臣賞」を受賞しています。さらに、海外展開も進めており、グローバルな部品調達に貢献しています。
まとめ
今後もミスミは、顧客の生産性を高めるため、サービスの向上に努めていくと述べています。過去のサービスにおける成功を礎に、新たな挑戦を実現させたmeviyの動向から目が離せません。さらなるサービス拡大や進化を要チェックです。
詳しいサービス内容については、meviyの公式ウェブサイトをぜひご覧ください。