TMJが開催する障害者雇用促進のウェビナー
株式会社TMJは、障害者雇用の促進を目的としたウェビナーを2023年12月13日と20日に開催しました。コールセンターやバックオフィス業務を手掛ける同社は、障害がある方が自分らしく働ける環境を作るために様々な取り組みを行っています。このウェビナーでは、彼らの成功事例や具体的な施策が紹介されました。
障害者雇用の取り組み
一日目のウェビナーでは、法定雇用率を1.4%から2.5%へと引き上げる取り組みについて説明されました。TMJの障害者雇用推進担当者が、自社内での成功事例を時系列で紹介。当初の目標を達成するまでの道のりや、成果を生むために必要なアプローチが整理され、今後、障害者雇用を推進する担当者向けの具体的なアドバイスも提供されました。
このウェビナーでは、全体像はもちろんのこと、ブレイクスルーをもたらした3つの重要なポイントに焦点を当て、参加者に理論と実践が融合した学びの場を提供しました。
DE&Iに注目したチームビルディング
二日目のウェビナーでは、「働く障害があっても皆が自分らしく働けるチームづくり」をテーマに、ソーシャルワーカーとして活躍する森和美さんを招きました。彼女は、多様性を受け入れ、誰もが働きやすい職場環境を作るための視点や具体的な経験談を参加者に伝えました。
森さんは、「多様性」が重要視される以前から、実際に様々なバックグラウンドを持つメンバーと共に働いてきた経験をもとに、実践的な工夫や取り組みを詳しく紹介しました。特に、のちにDE&I(多様性・公平性・包摂性)と呼ばれる概念の本質的な理解とそれを活かしたマネジメントの手法について、具体例を挙げながら説明しました。
TMJの取り組みとサービス
TMJは、障害者雇用を支援するための新サービス「ポシュロウラボ」を用意しています。このサービスはワンストップで企業の障害者雇用をサポートし、問題解決につながる支援を行います。特に、2024年9月からは「人材定着・育成」のコンディション管理機能を無料で提供する予定です。
また、「ポシュロウ」は障害のある方が就労に向けた新たな知識や情報を得るためのWebサービスで、誰でも登録できます。これらの取り組みを通じて、TMJは障害者の雇用促進に大きく貢献していく方針です。
まとめ
TMJが開催したウェビナーは、障害者雇用について考える貴重な機会となりました。障害のある方が自分を活かしながら働ける職場環境を築くためには、企業の取り組みが不可欠です。TMJの最新サービスや成功事例を参考に、今後の障害者雇用の在り方について考えるきっかけとしましょう。
会社概要
株式会社TMJは1992年に設立され、セコム株式会社の100%子会社で、コールセンターの運営や人材育成のサービスを提供しています。障害者雇用に向けた取り組みは、地域社会や企業の成長にもつながる重要な要素となっています。