株式会社スサノオが設立
京都を拠点に活動をする新たな企業、株式会社スサノオが設立されました。この法人は、京都から世界に向けてeスポーツ文化を広めることを目的としており、既に活動を展開していたeスポーツチーム「京都スサノオ」のメンバーとの連携を強化した形で進行することとなります。
設立にあたり、代表取締役として迎えられたのは、1993年に開催された「ストリートファイターII ターボ チャンピオンシップ’93 in 国技館」で優勝した実績を持つ中野貴博(通称:中野サガット)氏です。この人選は、eスポーツ業界に関する深い理解を持った専門家が中心になり、効果的に文化を支えていくための布陣といえます。
さらに、株式会社第0印象の代表取締役である松石和俊氏をファウンダー兼取締役、株式会社Next Keymanの代表取締役である日淺二郎氏、株式会社PACkageの代表取締役である山口勇氏を迎え入れることで、業界の動向やニーズに即した経営方針を整えました。
今後の活動として株式会社スサノオは、オンラインだけでなくオフラインのイベントや大会を通じて、eスポーツの魅力を広めることを目指しています。特に地域コミュニティを重視し、さまざまな人々との交流を深めていく意向を表明しています。これにより、地域に根ざしたeスポーツの認知度を高め、参加者の増加に貢献するための計画が既に進行中です。
また、2024年4月下旬にはeスポーツ専門の施設をオープン予定で、そこではトレーニングや交流、さらには和文化グッズの販売なども行う予定です。これにより、プレイヤーだけでなく一般の人々にもeスポーツの楽しさを伝えることを目指しています。
中野貴博代表取締役の思い
中野氏は、eスポーツの先駆者として経験した選手生活の中で、時には声が届かない状況もあったと述懐します。しかし、現在ではゲームが競技として認識され、職業としても成り立つ時代になりました。彼は「京都スサノオ」が若者たちの夢の実現に寄与し、彼らの挑戦を支える存在でありたいと強い想いを語っています。
京都スサノオのビジョン
「京都スサノオ」という名を冠するチームは、これからのeスポーツ選手が「ヤマタノオロチ」と戦えるスサノオのように成長するためのサポートを行います。これにより一般プレイヤー層向けの交流イベントを開催し、多くの人々がeスポーツを楽しめる機会を提供していく所存です。地域活性化にも積極的に関与し、プレイヤー人口の増加を目指します。
このように、株式会社スサノオはeスポーツの普及と選手の育成に尽力し、京都から世界へその文化を発信することを目指しています。今後の展開に期待が高まります。
公式サイト:
京都スサノオ公式HP
公式Twitter:
@kyotosusanoo