東北からユニコーンを!
2025年度「東北 STARTUP RUNWAY」の総会が、岩手県盛岡市にある盛岡市産業支援センターで行われました。このイベントは、地域金融機関、自治体、ベンチャーキャピタルなど、スタートアップ支援に関わる多くの組織が一堂に会する貴重な場です。今回は、その内容を詳しくお伝えします。
総会の目的
「東北 STARTUP RUNWAY」は、地域から新たなユニコーン企業を実現することを目指しており、起業家の成長支援を通じて情報取引の格差を解消するプラットフォームとして特色があります。この総会では、2024年度の活動を振り返ると共に、さまざまな機関の連携を深め、今後の活動方針を共有することが主な目的でした。
参加者と意見交換
今年の総会には、東北6県から40名以上の関係者が集まり、「顔が見える」状態での意見交換が行われました。今回の会議では、支援機関同士の理解を深め、互いに協力するための基盤が築かれました。これは、短期的な成果だけでなく、長期的な視点での方針作りにとっても重要です。
熱気あふれるラウンドテーブル
総会の後半では、ユニコーン企業創出を目指した意見交換が行われました。「現在の東北 STARTUP RUNWAYの状況から見えてくるギャップや、成し遂げるための課題」についての議論が展開されました。
提起された課題の例
- - 高い目標を設定する起業家が少ない
- - CFOなどの専門人材が不足している
- - 首都圏に比べ、資金調達の機会が少ない
- - 成功事例やロールモデルが不足している
- - エコシステム全体の連携が不十分である
参加者は、これらの問題点に対して具体的な解決策や取り組みについて、意見を交わし合いながら活発に議論を展開しました。
長期的な視点が必要
ユニコーン企業を創出するためには、一朝一夕ではなく、長期的な土壌作りが欠かせません。支援機関同士の連携を強化することで、地域経済の活性化に貢献できると確信しました。全体での共通の目標を持ち、それに向かって努力を続けることが大切です。
今後の展望
「東北 STARTUP RUNWAY」は、今後も全国各地で参加機関が増えていく見込みです。これにより、ユニコーン企業を目指す機会が広がり、地域を豊かにする土壌が耕されていくでしょう。また、サムライインキュベートが発起人となり、全5地域でスタートアップ支援のプラットフォームを整えていく予定です。
今後の取り組みにご期待ください。地域から世界をリードするスタートアップが誕生する日も近いかもしれません。このようなプラットフォームを通じて、地域経済が発展し、より多くの起業家が育っていくことを願っています。
お問い合わせ
「東北 STARTUP RUNWAY」に関する詳細は、公式ウェブサイトをご覧いただき、今後の活動へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
これからも「東北 STARTUP RUNWAY」が掲げるビジョンに基づき、地域からのユニコーン創出を目指して邁進していきます。皆さまの応援をお願い致します。