ラピュタ自動倉庫
2025-05-20 11:49:29

ラピュタロボティクスの自動倉庫がアルプス物流に導入、業務効率化に貢献

ラピュタロボティクスの最新技術が物流の現場を変える



物流業界に新たな風をもたらす「自在型自動倉庫『ラピュタASRS』」が、アルプス物流の千葉県大栄倉庫で本格稼働を開始しました。ラピュタロボティクス株式会社が開発したこの革新的なシステムは、特に電子部品の取り扱いに特化しており、高度な精度や効率を求められる現場で、その能力を発揮しています。

アルプス物流の要望に応えた自動倉庫



アルプス物流は、グローバルに展開する物流サービスを提供し、多数の電子部品を取り扱っています。近年、運営現場では人材不足や作業の負担から、効率的なオペレーションの必要性が増していました。その解決策として、2024年にラピュタASRSの導入を決定。準備を経て、ついに実稼働を開始したのです。

この自動倉庫は、各種機能が相互に連携して庫内作業を支援します。特に、高密度な保管能力とレイアウトの柔軟性は、限られたスペースを最大限に活用し、事業の成長にともなうレイアウト変更にも即応できる強みを持っています。

自動化による作業効率の向上



ラピュタASRSの導入により、入出庫作業が自動化され、作業時間や工数の削減が可能になります。従来の手作業に比べると、作業の標準化と効率化が図れ、スタッフの負担軽減にも貢献しています。

実際、アルプス物流の保管事業責任者は、「アイテム数が非常に多く、細心の注意が求められる商品を扱っている中で、ラピュタASRSの導入は業務効率の改善と労働環境の向上をもたらしました。」と語っています。今後は、さらなる最適化や自動化の拡充を目指す方針です。

多様なニーズに柔軟に対応



この自動倉庫は電子部品だけでなく、多品種少量の取り扱いにも対応できる柔軟性があります。高頻度での出荷が求められる市場のニーズに応えることで、電子部品の物流において高い精度とスピードを両立させることができます。これにより、顧客満足度の向上にも寄与しています。

企業の成長をサポートするラピュタロボティクス



ラピュタロボティクスは、ズーリッヒ工科大学発のベンチャー企業で、最先端の制御技術や人工知能を活用したクラウドロボティクスプラットフォームを提供しています。「ロボットを便利で身近に」というビジョンのもと、優れたエンジニアによる技術力で物流関連の最適なソリューションを実現しています。

まとめ



今後も、ラピュタロボティクスとアルプス物流は、ラピュタASRSを活用して物流業界のさまざまな課題に取り組む予定です。この自動倉庫の稼働によって、作業現場の省力化や効率化が進展し、業務のスムーズな運営が期待されています。物流業界の変革に大きな一歩を踏み出したと言えるでしょう。


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会社情報

会社名
ラピュタロボティクス株式会社
住所
東京都江東区平野4-10-5
電話番号

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