スマサポとニーリー、駐車場管理の効率化に向けた新たな連携
不動産賃貸業界へのテクノロジー導入を進める株式会社スマサポは、株式会社ニーリーが提供するモビリティSaaS「Park Direct」との新たなシステム連携を発表しました。この連携によって、不動産管理における駐車場の管理業務が大幅に効率化され、管理会社と入居者双方にとっての利便性が向上します。
提携の背景と目的
スマサポが提供している「totono」は、不動産管理会社向けのクラウドサービスです。このサービスは入居者の対応や契約の管理を一元的に行うことができるため、非常に便利です。一方、ニーリーの「Park Direct」は、月極駐車場の空き状況を簡単に検索・契約できるオンラインプラットフォームとして、多くの管理会社に利用されています。
両社の技術とサービスが融合することで、駐車場の空き状況についての問い合わせが削減され、不動産管理会社の業務負担は軽くなる見込みです。リアルタイムで駐車場の空き情報が共有されるこのシステムにより、契約手続きがスムーズに行えるようになり、さらに駐車除率の低下や収益機会のアップにも寄与すると期待されています。入居者にとっても、空きが出た時にすぐに通知を受け取れるため、便利さが増し、オンラインで問い合わせから契約まで行えることは満足度の向上に繋がります。
連携の具体的な機能
今回の連携で新たに実装される機能は次の通りです。
1.
月極駐車場の空き情報の可視化
入居者は、自身が住むマンションの駐車場で空きが出た際に通知を受け取れるようになります。これにより、従来のように管理会社への問い合わせ不要で情報を得ることができ、手間が省けます。
2.
契約手続きの一元化
入居者は「totono」から「Park Direct」へスムーズにアクセスできるようになり、駐車場の契約も容易に行えるようになります。これにより、契約プロセスは迅速化し、利便性も向上します。
入居者アプリ「totono」について
「totono」は不動産管理会社と入居者をつなぐスマートフォンアプリで、従来の電話や書類手続きに依存していたコミュニケーションをデジタル化します。入居者は契約内容の確認や各種申請手続きもアプリの中で行えるようになっています。さらに、2.0版からは新たに「BPaaS」として入居者とのチャット対応業務をアウトソーシングするサービスも加わっており、効率的な業務運営を実現サポートします。
「Park Direct」について
「Park Direct」は、駐車場に関する業務を全てデジタル化するモビリティSaaSで、月極駐車場の手続きをオンラインで簡潔に行います。このサービスは、駐車場契約や管理のアナログプロセスを減らし、効率的な業務運営を可能にします。更に、駐車場ごとのデータに基づいて様々な集客施策を展開し、オーナーの収益を向上させる役目も担っています。
㈱スマサポと㈱ニーリーの会社概要
スマサポは「smartなくらしをsupportする」をテーマに、様々な不動産ソリューションを提供しています。顧客の利便性を追求した新サービスを通じて、不動産業界の負担を軽減する取り組みを続けています。
ニーリーは、これまでの経験を生かし、特にモビリティ分野での革新を促進しています。彼らの「Park Direct」は業界のスタンダードとなりつつあります。
この新しい連携がきっかけに、不動産管理業務のさらなる効率化が期待されています。