きのこのおじいさんとおばあさんの魅力が詰まった新刊
人気絵本シリーズ「ほしじいたけほしばあたけ」が、3年ぶりに新刊を発表しました。その名も『ほしじいたけほしばあたけまぼろしのいずみ』。このシリーズは、色鮮やかに描かれたきのこたちの活躍を描いており、誰もが楽しめるユーモアたっぷりのストーリーが魅力です。
物語の内容
今作では、ほしじいたけとほしばあたけが、迷子になったきのこを助けるために冒険に出ます。辿り着いたのは、まぼろしのきのこ「ハナビラタケ」が住む不思議な山。そこで大歓迎を受け、神秘の泉の水を飲むことになり、彼らの冒険はさらに広がっていきます。この物語は、さまざまな個性豊かなきのこたちが登場し、それぞれの特徴や魅力がしっかりと描かれているのが特徴です。
著者の紹介
著者の石川基子さんは、愛知県出身で、教育学部の美術科を卒業後、絵本作りを学びました。彼女は『ほしじいたけほしばあたけ』でデビューして以来、数々の絵本を世に送り出し、読者から愛され続けています。書き方も子供だけでなく、大人も楽しめる工夫が施されています。
きのこ博士の推薦
国立科学博物館の植物研究部で研究主幹を務める保坂健太郎氏も、このシリーズをおすすめしています。「色鮮やかに描かれたきのこたちの特徴を、図鑑を見比べながら読むのが楽しみだ」と彼は語ります。このように、ただの物語を超え、知識を得る楽しみもある一冊です。
シリーズの魅力
「ほしじいたけほしばあたけ」シリーズは、すでに6冊が公開されており、それぞれが独立したストーリーを持っています。初めての方でもどの巻からでも楽しむことができますので、ぜひ気軽に手に取ってみてください。
文献情報
新刊の書名は『ほしじいたけほしばあたけまぼろしのいずみ』で、定価は1,500円(税別)です。詳細な情報や購入は、
こちらのリンクからご覧いただけます。
この機会に、ふるさとの森の中で繰り広げられるきのこの冒険を、ぜひお楽しみください。