植木鉢ブランド「QUTOTEN.」の魅力
日本独特の美意識、「侘び寂び」と「禅の思想」を背景に持つ「QUTOTEN.」。このブランドは、生活に必要な余白を提案することを目的として、特に植木鉢や盆栽、多肉植物などに焦点を当てています。ここでは、ブランドの哲学や提供するアイテムについて詳しく解説します。
ブランドコンセプト
「QUTOTEN.」の基本的なコンセプトは、日常生活における余白を作り出すことです。句読点が文章におけるリズムを生むように、植物や盆栽もまた、私たちの暮らしにゆとりを与える存在であると信じています。現代社会では、余白を持つことが困難になることが多いですが、そうした小さな休息を大切にしているのが「QUTOTEN.」です。
侘び寂びを体現する
「侘び」と「寂び」は、日本文化独特の美意識の象徴であり、質素なものに趣があること、時間の経過の中で生まれる美しさを意味します。「QUTOTEN.」は、これらの概念を取り入れた鉢を、職人やアーティストとの共同開発によって形にしています。
作品の特徴とこだわり
「QUTOTEN.」では、次の6つの哲学に基づいて製品を製作しています。
1. 植物を第一に考える。
2. 美しく、機能的である。
3. 目立つのではなく、溶け込む。
4. すべてを語らず、受け手に委ねる。
5. 無駄を取り入れてみる。
6. まずは自分たちが楽しむ。
これらの哲学は、どのように製品に反映されるのでしょうか。
利休 -RIKYU-
このモデルは、茶聖・千利休にインスパイアを受けています。彼が作り上げた抹茶碗の形状をもとに、自然に生活に溶け込む存在感を持つ植木鉢として開発されました。この作品は「目立つのではなく、溶け込む」という哲学が体現されています。日常の中に自然と調和し、気がつくとそこにあるような存在感を持つのが特徴です。
円 -MADOKA-
こちらは、自然界に見られる美しい曲線をモチーフにしています。水の波紋やtreeの枝分かれ、貝の螺旋模様など、自然の中に秘められた美しさが感じられるデザインです。このモデルは「美しく、機能的である」という哲学を最も満たしたものであり、単なる装飾品ではなく、強さも併せ持っているのが魅力です。
ブランドの展望
「QUTOTEN.」は、国境を越えた魅力的なブランドになることを目指し、アジア圏からスタートし、徐々に世界中に広がっていく計画です。侘び寂びや禅の思想を反映した唯一無二の鉢ブランドとして、今後も多くの人々に愛されることを目指しています。
公式情報
「QUTOTEN.」はウェブサイトを通じてオンラインショップを展開しています。さらに、公式のSNSアカウントも利用して新商品情報やアートの世界観を発信しています。
会社概要
「QUTOTEN.」を展開する株式会社Entameは、東京の世田谷区に位置し、2021年に設立されました。代表者は松崎十士皇氏で、資本金は375万円となっています。公式ウェブサイトも用意されており、企業としての活動を広く発信しています。
- - 会社名: 株式会社Entame
- - 本社: 東京都世田谷区大原1-9-1 下北沢アイビーコート303
- - 設立: 2021年4月9日
- - 資本金: 3,750,000円
- - 公式サイト: Entame
以上が「QUTOTEN.」に関する詳細です。このブランドは、日常生活における余白を大切にしながら、唯一無二の鉢を提供することで、多くの人々に新たな暮らしのスタイルを提案しています。