HACARUSが示す未来の製造業
2025年夏、幕張メッセで開催される「第7回 計測・検査・センサ展」に、創造的なAI技術を駆使する株式会社HACARUSが出展します。本イベントは、製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するための重要なプラットフォームとなります。
展示内容の紹介
HACARUSでは、最新のAI外観検査と労災防止のためのソリューションを中心に、以下の製品を展示します。
1. HACARUS Check 新AIソフトウェア
この新しいソフトウェアは、わずか数枚の良品画像から学習が可能です。さらに、不良品と良品のアノテーションによる追加学習(デュアルチューニング)を導入し、精度向上と現場への適応性を大幅に向上させました。会場では、実際の機器を使用したデモを通じて、操作の感触や処理速度を実体験できます。アノテーション機能により、製品検査の迅速化と精度向上が見込まれ、業界のニーズに応じた柔軟な対応が可能になります。
2. HACARUS Check 固定カメラ仕様(型式:CPIK-S)
製造現場のスペースを有効活用するために設計された固定カメラ仕様の検査システムは、最大4台までカメラを接続可能です。鋳造や鍛造など複雑な形状の製品も高精度で検査でき、ニーズに応じた構成変更も容易です。このシステムにより、省スペースでありながら高性能を実現し、各種製造業界における導入が期待されています。
3. 労災防止ソリューション(AIカメラシステム)
製造業の安全管理を強化するためのこのエッジAIカメラシステムは、作業者の不安全行動をリアルタイムで検出します。禁止区域への立ち入りや保護具未着用を素早くアラートし、取得した映像データは作業後の振り返りや教育に活用できます。また、ソフトバンクロボティクス社の自律走行ロボット「servi」へのカメラ搭載試験も行い、多様な活用法を提案します。
特別講演の開催
展示会期間中、HACARUSのCEO染田貴志が特別講演を行います。AI外観検査の導入動向や技術的な課題、効率と精度を両立させるためのアプローチについて解説します。これは業界関係者にとって見逃せないセッションです。
講演情報
- - 日時: 2025年7月11日(金)11:45〜12:30
- - テーマ: AI外観検査の最新動向と今後の展望
- - 場所: 幕張メッセ「ものづくりワールド [東京]」セミナー会場
- - 参加費: 無料(事前申込制)
会社概要
株式会社HACARUSは、2014年に設立され、「未来を造る人に次世代の『はかる』を提供する」というミッションのもと、少ないデータを用いて問題解決を図るAIソリューションを展開しています。多くの企業に対して支援を行い、効率化と省人化を実現する取り組みを進めています。
本社は京都市に位置し、AI技術を通じて製造業の革新を目指しています。出展を通じて、AI技術の可能性と具体的な導入事例を広く伝えていくことで、製造業の未来をより明るいものへと変えていくことを目指しています。