ZenGroupと日本郵便の新たな連携
越境ECを支援するZenGroup株式会社(本社:大阪市)が、日本郵便株式会社のDDPソリューション「Zonos Dashboard」とのシステムAPI連携を完了しました。この連携により、米国向け配送が約1年ぶりに再開され、特に国内のECプラットフォームでも注目されています。この取り組みにより、小口貨物の発送が可能となり、越境ECにおける取引環境が大幅に改善される見込みです。
背景と目的
2025年8月より、米国の関税制度が変更された結果、日本からの郵便物に関してもDDP(関税前払い)の対応が求められるようになりました。これが日本郵便の受付条件に影響を及ぼし、大口事業者の発送が制限されました。その後、条件付きではあるものの、徐々に再開が進んでいましたが、依然として多くの企業にとって越境ECでの日本郵便の利用は困難な状況が続いていました。
2026年7月、日本郵便がZonos社と連携したことにより、新たなDDPソリューションの提供が始まり、これがZenGroupのシステムとのAPI連携へと発展しました。
ZenGroupの取り組み
ZenGroupはこの新しい機能に迅速に対応し、自社の配送システムと日本郵便のシステムを直接接続することで、以下の利点を実現しています:
1.
DDP手続きの自動化:関税の前払い手続きが自動で行われるため、煩雑な手続きから解放されます。
2.
発送データの自動連携:効率的な発送データ管理が可能となり、運用がスムーズに進行します。
3.
米国向け発送の対応:日本郵便を介した米国向け小口貨物の発送が開始され、再び選択の幅が広がります。
これにより、越境EC事業者や海外のユーザーにとって、より多様で便利な配送オプションを提供できるようになりました。
クライアントへのメリット
- - 再び選べる配送方法:日本郵便(EMSや国際小包など)の配送が選択肢に戻ることで、顧客のニーズに応えられます。
- - 柔軟な配送手段:予算や希望する日数に応じた多様な配送プランが用意され、全体的な購買体験が向上します。
- - 面倒な関税手続き不要:DDPの実施により、受け取り時に関税の支払いに関する手続きが不要となり、利便性が大幅に向上しています。
ロジスティクス責任者のコメント
「米国の制度変更後、日本郵便の配送再開を希望する声が多く寄せられていました。今回の新しいソリューションとシステム連携を迅速に行えたことで、お客様が最も利用する価格帯で再び配送手段を提供できることを非常に嬉しく思っています。」
今後の展望
国際物流は日々複雑化しており、ZenGroupはこうした環境に迅速に適応することを目指しています。越境ECに関連する配送及び通関の課題を解決し、世界中のニーズに応える仕組みを強化していくことで、国内企業がグローバル市場に挑戦しやすい環境を整えていく考えです。
ZenGroup株式会社について
ZenGroup株式会社は「世界の越境EC販売額の20%を日本に」というビジョンのもと、海外向け販売プラットフォームやプロモーション、クリエイティブな支援を提供しています。具体的なサービスとしては、ZenMarket(購入代行サービス)、ZenLink(越境ECバナー)、ZenPlus(越境ECモール)などがあります。現在、会員数は320万人以上に達し、175の国・地域への発送実績も持っています。日本の優れた商品を「シンプル」に世界に届けることを通じて、日本企業の国際展開をサポートしています。
【会社概要】
- - 会社名:ZenGroup株式会社
- - 設立:2014年4月
- - 代表者:ナウモヴ・アンドリイ、コーピル・オレクサンドル、スロヴェイ・ヴィヤチェスラヴ、ソン・マルガリータ
- - 住所:大阪市中央区瓦町1丁目7-7
- - 資本金:80,000,000円
- - URL:zen.group