海外での教育の新たな選択肢
日本の教育者たちがキャリアを広げる新たな選択肢として、海外の日本人学校での勤務が注目されています。特に、東京都公立小学校の教員で元クアラルンプールの日本人学校教員である門野幸一氏が語るように、海外勤務の経験は、教員としてのスキル向上に直結するだけでなく、教育者として支援し合うネットワークを広げる大きなチャンスでもあります。彼は、2025年8月25日に開催されるオンラインイベント「海外で教えるという選択肢──日本人学校が拓く、教師のキャリアと可能性」に登壇し、自身の経験を通じて得た知見や、海外勤務が教育キャリアに与える影響について詳しく語ります。
日本人学校が持つ魅力
日本人学校は、海外で生活する日本人の子どもたちに向けた教育機関であり、教育の質が保たれることが重視されています。門野氏は、在籍していた学校でのクラス会議の実践が高く評価された実績を持ち、マレーシアの教育省との連携も深めています。彼のような教員が日本人学校で教えることで、異なる文化の中でも教育の質を保ちながら子どもたちに充実した学びを提供しているのです。
帰国後も続く教育活動
日本人学校での経験を積んだ門野氏は、帰国後も様々な教育活動に従事しています。2025年8月9日には、全国海外子女教育国際理解教育研究大会・関東ブロック大会で発表を行い、さらに地域の学校や大学で幅広い層に向けた講演も積極的に行っています。また、現在はマレーシアと日本をつなぐ道徳教材の制作にも取り組んでおり、自らの教育経験を通じて新しい教材を届けることで、国際理解を深める使命感に燃えています。
イベントの内容と得られる知識
此次のオンラインイベントは、特に以下の内容が用意されています:
- - 日本人学校での勤務経験者による海外での勤務の現状
- - 帰国後に広がるキャリア形成の実際
- - 教員としての公募に通るために何を準備すべきかの具体例
このイベントでは、門野氏が得たリアルな経験をもとに、参加者が今後の教育キャリアに活かせるヒントやアドバイスを得ることができるでしょう。
登壇者プロフィール
門野幸一氏:東京都公立小学校教員。元クアラルンプール日本人学校教員。マレーシア教育省での講演経験を経て、帰国後も教育活動に関与しており、さまざまな出版物や教材の特色を通じて国際理解を促進しています。
開催概要
このイベントは、2025年8月25日(月)の19:30から20:30にかけて行われます。参加は、オンライン(Zoom)形式です。事前に申し込みが必要で、詳細は
こちらからご確認ください。
こんな方におすすめ
- - 日本人学校への勤務に興味がある教育関係者
- - 海外勤務後のキャリア形成に関心がある方
- - 教員採用に向けた準備を進めている方
このオンラインイベントを通じて、海外での勤務経験が教育者にどのような新たな道を開くのか、ぜひ体感してみてください。
教育に関する課題を解決する企業、株式会社NIJINもイベントの協賛をしており、さらなる教育界の発展を目指しています。詳細は
こちらの公式サイトでご確認ください。