パーソルダイバース、6年連続の「ゴールド」受賞
東京都港区に本社を置くパーソルダイバース株式会社は、LGBTQ+に関連する取り組みの指標「PRIDE指標2025」において、6年連続で最高評価の「ゴールド」を受賞したことを発表しました。この評価は、同社が性的マイノリティに対する理解を深め、職場環境の改善に真摯に取り組んできた証しです。
PRIDE指標とは?
PRIDE指標は、任意団体「work with Pride」が制定した評価基準で、企業や団体がLGBTQ+当事者が働きやすい環境を整備するための指標です。この基準は、社内政策の透明性や多様性への取り組み、啓蒙活動の実施を含んでおり、企業の実態を総合的に評価しています。
パーソルダイバースの取り組み
1. 職場環境の整備
パーソルダイバースは、全ての人々が自信を持って働ける環境を整えるために、身体的特性や性自認を理由に差別しない職場づくりを進めています。それに加え、LGBTQ+で障害を抱える人たちの雇用促進にも積極的に関与しています。
2. 社員有志による「P-Rainbow」コミュニティ
社員の有志によって構成される「P-Rainbow」コミュニティは、社内外への理解を促進するための活動に取り組んでいます。具体的には、LGBTQ+についてのセミナーや、共感を育むワークショップなどを開催し、参加者から高い評価を得ています。また、ポスター制作による啓発活動も行っています。
3. dodaチャレンジ
障害者の転職支援サービス「dodaチャレンジ」は、特にLGBTQ+当事者や障害者の求人を扱っており、これまでに3,300人以上の登録者を有しています。このサービスでは、個別の悩みを理解した専任のキャリアアドバイザーが相談に乗るため、安心して利用できる環境が整っています。
4. 東京レインボープライド2025への参加
パーソルグループは、アジア最大のLGBTQ+イベントである「東京レインボープライド2025」にも参加しました。「みんながCEO!」をテーマに、訪問者は自身がCEOとなった場合の理想的な働き方を描くビジョンボードを作成しました。多彩なメッセージが寄せられ、会場内での多様性の尊重を強調する場となりました。
P-Rainbowメンバーからのメッセージ
P-Rainbowのメンバーである並木崇之氏は、6年連続でのゴールド受賞ができたことに感謝を述べ、今後もさらなる改善に努める意向を示しました。会社全体がLGBTQ+の理解を促進するための制度を整備してきた結果であり、これからも良い環境作りに貢献したいと強調しました。
まとめ
パーソルダイバースが6年連続で「PRIDE指標2025」のゴールドを受賞したことは、企業が性の多様性や障害者雇用の理解を深め、実現可能な環境を整えることに成功している証拠です。今後もこのような取り組みが広がり、より多くの人々が自信を持って働ける社会が実現することを期待しています。