株式会社グッドバトン、子育て支援の未来を目指す
株式会社グッドバトンは、一般社団法人インパクトスタートアップ協会(以下、ISA)の正会員として2026年度に参画することを発表しました。この参画を通じて、子育て家庭向けのサービス提供や社会的課題の解決に向けた取り組みをさらに推進していく方針です。
ISAとの連携が生む可能性
ISAは「社会課題の解決」と「持続可能な成長」の両立を目指す企業体を「インパクトスタートアップ」と位置付けており、政財官との協働を通じてエコシステムの構築を進めています。グッドバトンは、この理念に共感し、子育て支援の重要性を再認識して参画を決定しました。
昨今、特に産後ケアや病児保育において、地域間でのサービスの情報格差や煩雑な手続きが問題視されています。これにより、必要な支援が求められている家庭に届かず、自治体や現場の負担も増大するという構造的な課題が存在します。グッドバトンは、これらの課題を解決すべく、自治体との連携を強化し、デジタルトランスフォーメーション(DX)の支援やプラットフォームの構築に取り組んできました。
目指すべき取り組み
グッドバトンがISAの正会員として行う主な取り組みは以下の通りです。
1.
現場知見の共有と政策提言
子育て支援に関する実践的なデータや経験を共有し、実効性のある政策の形成に寄与します。
2.
「使いやすい」仕組みの社会実装
自治体、事業者、利用者の三者が共に利益を得ることができるDXモデルを構築し、持続可能な運用体制を広げることを目指します。
3.
インパクトの可視化
事業が社会に与える影響を定量的に測定し、エビデンスに基づいた支援体制の強化を図ります。
代表の力強いメッセージ
株式会社グッドバトンの代表取締役、園田正樹氏は、「このたびISAに正会員として参画できることを心強く思います。子育て支援は単なるサービスではなく、必要とされる人々に確実に届くべき社会のインフラです。現場の努力だけでは限界があります。現場や行政と協力し、スムーズな協働体制を築くことで、社会課題を解決し、共に成長していくことを目指します。ISAのメンバーと共に、誰もが安心して子育てできる社会を実現するための実装を進めます」と述べています。
一般社団法人ISAについて
ISAは2022年に設立され、持続可能な社会の実現を目指す団体です。現在、正会員は325社、賛同会員は15社と、急速にその網を広げています。活動は「共有」「形成」「提言」「発信」の4つの柱から成り立っています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社グッドバトン
- - 設立: 2017年7月7日
- - 所在地: 東京都中央区築地6丁目7-11-901
- - 事業内容: 病児保育や産後ケアの検索・予約サービス、病児保育室の経営コンサルティング
- - ビジョン: 「それぞれの子育てを歓迎する社会へ。」
子育て支援における課題は複雑ですが、グッドバトンはISAとの連携を通じて、より良い未来を築くために一歩を踏み出します。