Tokyo-NbSアワード
2024-11-22 15:21:47

第1回Tokyo-NbSアクションアワードの受賞団体と表彰式の詳細

第1回Tokyo-NbSアクションアワードの全貌



東京都は、2023年4月に改訂された「生物多様性地域戦略」に基づき、自然を活用した持続可能な社会づくりをすすめるために「Tokyo-NbSアクションアワード」を創設しました。これは、自然ベースのソリューション(Nature-based Solutions:NbS)を実践し、社会課題の解決に貢献する取り組みを表彰するものです。今回、初回となる受賞団体が決定し、表彰式と交流会が開催されることが告知されました。

NbSの意義


NbS(自然ベースのソリューション)とは、自然の機能を持続的に活用し、様々な社会的課題に対応する考え方です。この手法は、気候変動や自然災害への対応を通じて、人間の幸福や生物多様性の向上に寄与することを目指しています。この考え方を日本で広めるために、東京都は各団体の活動を評価することにしました。

受賞団体の紹介


最優秀賞


野村不動産ホールディングス株式会社
同社は、奥多摩町で「つなぐ森」を保有し、生物多様性を重視した主伐や間伐を行っています。地域企業と連携し、木材利用促進やサステナブルツーリズムの推進を通じて、「地産地消の循環する森づくり」を実現し、CO2の吸収や地域産業活性化にも貢献しています。この取組みは「森を、つなぐ」東京プロジェクトとしても知られています。

優秀賞


特定非営利活動法人銀座ミツバチプロジェクト
銀座周辺で都市養蜂を行い、屋上緑化の推進および「銀座はちみつ」の商品化を通じて地域活性化に努めています。また、養蜂により育成したサツマイモを利用した芋焼酎の製造にも取り組んでおり、活動は全国へと広がっています。これは地域コミュニティの活性化にも寄与していると言えるでしょう。

サントリーホールディングス株式会社
同社は都内4か所で「天然水の森」を管理し、地下水を保全するための森林と生物多様性の活動を展開しています。水や森林に関する専門家や地域の協力を得ながら、研究と森林整備を組み合わせた活動を実施しています。また、環境教育の推進にも力を入れており、未来の自然環境保護に貢献しています。

表彰式と交流会の詳細


表彰式は2024年12月19日(木曜日)に東京都議会議事堂で開催されます。申込は12月18日まで受け付けており、参加者は先着順で200名までとなっています。プログラムは以下の通りです:
  • - 15:00 開会挨拶
  • - 15:05 専門家講演
  • - 15:25 受賞者プレゼンテーション
  • - 15:45 委員講評
  • - 15:55 表彰式と写真撮影
  • - 16:05 閉会
  • - 16:15 交流会(ネットワーキング)

参加者はオンラインでも講演と表彰式の模様を視聴できるため、遠方からでも気軽に参加できます。都市における自然と人間の共生を目指すこのイベントへの参加と、受賞団体への応援をぜひご考慮ください。

【問合せ先】
東京都環境局自然環境部計画課
電話:03-5388-3548
詳しい情報はこちらからご覧ください。


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東京都
住所
東京都新宿区西新宿2-8-1
電話番号
03-5321-1111

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