当別町が目指す未来の姿
北海道の当別町が、ロイズタウン駅周辺を中心に「とうべつデジタルパーク2024」を開催します。本イベントは自動運転バスの実証運行を中心に展開され、安全で安心な未来のまちづくりを目指す取り組みです。8月9日から始まるこの実証運行は、株式会社マクニカとの共同プロジェクトによって実現しました。
自動運転技術の活用
自動運転バスは、最新のカメラやセンサー、GPSを利用して周囲の状況を認識し、自己判断で運転が行われます。今回使用されるのは、GAUSSIN MACNICA MOBILITY社製の自動運転バス「ARMA」と「EVO」です。このバスは手動運転のハンドルやペダルを持たず、設置されたルート内で安全に運行されます。
当別町は、自動運転バスの実証実験により、都市機能を充実させ、人々が心地よく暮らせるまちづくりを進めています。バスの運行は、JRロイズタウン駅とロイズタウン工場、そして「北欧の風 道の駅とうべつ」とを結ぶルートで行われ、利用者にとっても便利で魅力的な移動手段となります。
地域の活性化とデジタルによる未来の創造
「とうべつデジタルパーク2024」の一環として、地域の活性化を目的としたさまざまなイベントや体験も行われます。例えば、駅前エリアでは地元食材を使ったマルシェやキッチンカーが出店し、訪問者に地域色豊かな体験を提供します。また、自律型ロボットによる案内サービスや、デジタルアートの触れ合い体験など、最新技術を利用したイベントが盛りだくさんです。
さらに、運行状況をわかりやすく示すモニターの設置など、来場者が自動運転バスのリアルタイム情報を得られる工夫もなされています。
今後の展望
当別町とマクニカのパートナーシップは、自動運転バスの運行に留まらず、スマートシティ実装に向けた取り組みを幅広く進めていく予定です。最新のデジタル技術を積極的に活用し、人々が安全で安心して暮らせる持続可能な社会の実現を目指していきます。このような取り組みにより、当別町は新しい魅力を持つ未来のまちとなることが期待されています。
お問い合わせ先
興味のある方は、当別町企画部事業推進課またはマクニカ官公ソリューション推進室までお問い合わせください。