FUNDiT、潮田一成氏を非常勤監査役に迎え、新たな経営体制を強化
株式会社FUNDiT(ファンディット)は、2023年に入り、経営体制の強化を図るため、前東京証券取引所上場審査部長の潮田一成氏を非常勤監査役として迎えることを発表しました。この人事は、情報技術(IT)分野における事業投資と経営効率の向上を掲げる同社にとって、重要な一歩といえます。
FUNDiTとは?
FUNDiTは、2021年に設立された事業投資会社で、主にIT関連企業のM&Aやビジネスの統合を行っています。設立以来、国内外で100件以上の事業承継やM&Aを手掛けており、その急速な事業展開が注目を集めています。また、企業の運営改善にも力を入れ、ステークホルダーと共に日本の未来を創造することを目指しています。
潮田一成氏の経験
潮田氏は、慶應義塾大学卒業後、1990年に東京証券取引所に入社し、上場審査部において多くの企業の上場審査を担当。特に新興企業向けのマザーズ市場では、上場審査基準の作成に貢献し、その後12年以上にわたり数多くの企業を審査してきました。
彼は、2019年に上場審査部長として、プライム、スタンダード、グロース市場の審査全般を手掛けるなど、上場業務の最前線で活躍してきました。そして、2024年には「株式会社シンコペーション」を設立し、独立したIPOコンサルタントとして活動する予定です。
今後の期待
潮田氏は、FUNDiTのコーポレートガバナンスを強化するとともに、経営体制の安定化に寄与することが期待されています。彼の豊富な経験と知識が、FUNDiTのさらなる成長を支える重要な要素となるでしょう。また、潮田氏は、FUNDiTが取り組んでいる事業投資やM&Aにおいて、法律的な観点でも一層のアドバイスが受けられることにもつながります。
FUNDiTは、今後とも新たな経営体制を通じて、IT事業の成長を加速させ、より多くのステークホルダーにとって価値のある企業を目指していきます。期待が高まる中、今後の動きに注目です。