バリアフリー旅行
2023-08-28 09:55:18
EDO KAGURAと南洲館が推進するバリアフリー旅行の新境地
EDOKAGURAと南洲館の新たな挑戦
最近、株式会社EDO KAGURA(東京都新宿区)は、鹿児島県鹿児島市の老舗宿泊施設である有限会社 南洲館と業務提携を結びました。その目的は、旅行のバリアを取り除き、より多くの人々が快適に旅行を楽しめるようにすることです。この提携により、荷物と言語のバリアフリー旅行サービス「NINJA KOTAN」が、2023年9月1日から南洲館の宿泊者に提供されることになりました。
NINJA KOTANの特徴と利点
「NINJA KOTAN」は、旅行者が荷物や言語から解放されることで、バリアフリーで持続可能な旅行スタイルを提案します。荷物や情報に対するストレスを軽減することは、すべての人が楽しめるユニバーサルツーリズムへとつながります。
旅行者はオンラインサイト「NINJA KOTAN」で、必要な衣類をレンタルの形で事前に注文できます。そしてチェックイン時には、その衣類が宿泊施設に届けられ、滞在中に自由に利用可能となります。チェックアウト時には、衣類をその場で返却することができ、持ち運びが不要になり、身軽な旅行を楽しめるのです。
さらに、NINJA KOTANは多言語コンシェルジェサービスも提供しています。海外からの旅行者向けに地域特有の情報をお客様の言語で提供するため、言語の壁を気にせず、より充実した旅行体験が可能です。このサービスは、国内旅行者にも大いに役立ち、特にシニアや障がいをお持ちの方、また小さなお子さんを連れた旅行者にとっては心強いサポートとなるでしょう。
南洲館の魅力
南洲館は、来年創業100周年を迎える歴史ある宿泊施設です。鹿児島市の繁華街「天文館」へも徒歩5分の位置にあり、西郷隆盛をテーマにした和室やドミトリータイプなど、様々なお部屋を地域ならではの魅力を感じさせるモダンなスタイルで用意しています。
この宿泊施設では、ロビーでの焼酎試飲サービスや、人力車、トゥクトゥクとのユニークな体験も楽しむことができ、訪日観光客からの人気も高まっています。また、「全国お国自慢鍋コロシアム」で総合優勝した「くろくま鍋」は多くのお客様から高評価を得ており、鹿児島を代表するグルメとして名を馳せています。
環境への配慮と持続可能な未来
旅行の荷物を減らすことは、実は環境にも優しい取り組みとなります。インバウンド客の荷物一つ当たりのカーボンフットプリントはおおよそ149キロに達します。NINJA KOTANを通じて衣服レンタルを普及させることで、このカーボンフットプリントの削減にもつながり、より持続可能な旅行の実現となります。
将来的には、年間で3500人の利用者を目指し、サービスを拡大しながら、地域との連携を図る計画も進めています。特に道内外の大手ホテルでのサービス導入が進むことで、地域観光の活性化やカーボンニュートラルへの取り組みに貢献することが期待されています。
まとめ
EDO KAGURAの「NINJA KOTAN」は、旅行者の荷物を軽減し、さらには言語のバリアを解消することで、「誰もが自由に移動できる社会」を実現する取り組みとして、今後の旅行のスタンダードになりうるでしょう。旅行に行こうと思っても荷物の重さで躊躇していた方々にとって、旅行がより身近で楽しみやすくなることを願っています。
会社情報
- 会社名
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株式会社EDO KAGURA
- 住所
- 東京都新宿区高田馬場1丁目31-16
- 電話番号
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