1940年代の映画描写を再現する新レンズ「M 75mm f/2 SPII」
2026年8月19日(水)、株式会社焦点工房からLIGHT LENS LABの新しい交換レンズ「M 75mm f/2 SPII」が販売開始されます。このレンズは、1940年代の名作映画で使われた「Cooke Speed Panchro Series II 50mm f/2」の描写スタイルを尊重しつつ、ライカMマウントレンズとして現代的な仕様を簡潔にまとめています。これにより、過去の映画の風情を現代のデジタルカメラで楽しむことが可能になりました。
クラシックな描写と現代の技術
このレンズは、オールドレンズの魅力を単に再現するのではなく、クラシックなダブルガウス構成を取り入れ、色収差補正ガラスを使用しています。これにより、映画のワンシーンを思わせる独特な光と影の表現が可能です。ボケ味はやわらかく、背景を美しく溶かす「M 75mm f/2 SPII」を使って、様々なシーンを撮影する楽しみが広がります。
たとえば、夏の夕方に柔らかな光の中で人物を撮影する際には、その表情を引き立てることができ広がりのある奥行き感が得られます。また、テーブルの上の小物や街の風景を切り取る際にも、そのレンズの独特な描写能力によって新しい目線で作品を仕上げることができます。
開放F2の魅力と描写の変化
このレンズは、開放F2の設定で輝きます。被写体をふわっと包み込む表現力は、まさに映画のようです。背景を優しくぼかしながら、主役である被写体を立体的に引き立てるこの時、撮りたい雰囲気に応じてレンズの使い方を変える楽しさがあります。特に、夕暮れの街のスナップなどでは、涼やかな色調を楽しめます。
逆に、F2.8以上に絞ることで解像度とコントラストは向上し、全体がシャープに描かれます。この一本のレンズで、被写体やシーンに応じた多様な表情を使い分けられる良さは、まさにマニュアルレンズならではの特権です。
75mmの焦点距離で広がる表現力
「M 75mm f/2 SPII」の焦点距離75mmは、人物を少し距離をとって切り取る際や街の一部を選んで撮影するのにぴったりです。この焦点距離ならではの魅力は、「見せたいもの」に視線を自然と絞る効果があります。近い存在感が欲しい時にはその距離感を大切にしつつ、普段の風景でも新たな視点をもたらしてくれます。
最短撮影距離は0.7mとなっており、距離計連動型のマニュアルフォーカスにもしっかり対応。
おしゃれなデザインと実用性
レンズは軽量なアルミニウム合金製で、内部の駆動部には真鍮パーツを使用し、操作感や耐久性も考慮されています。シルバーの外観はクラシックな光学設計を彷彿とさせ、持ち歩く喜びすら感じさせるデザインです。
また、「M 75mm f/2 SPII」と同時に発売されるE43 UVレンズフィルターも見逃せません。これは紫外線をカットし、霞みや色かぶりを抑える効果があり、レンズを保護する役割も果たします。
まとめ
今後の撮影に新たな息吹を加える「M 75mm f/2 SPII」は、1940年代の光学思想を現代に蘇らせた一本です。多彩な描写力と、あなただけの視点を引き出すこのレンズは、ただの道具ではなく、あなたの創造力を無限に広げてくれるパートナーとなることでしょう。発売は2026年8月19日を予定しており、その価格はオープンプライス。興味がある方はぜひ、購入してその目でその魅力を体感してみてください。