事業承継とふるさと納税が手を組む！地域支援の新たな形

2024年9月4日、株式会社サクシードは株式会社カルティブとのパートナー契約を締結し、企業版ふるさと納税を活用した「river（リバー）」の取り組みを通じて地域の事業承継支援を強化することを発表しました。これにより、地域課題解決の新しいアプローチが期待されています。

サクシードとツグナラの紹介

栃木県宇都宮市に本社を置く株式会社サクシードは、「ツグナラ」というウェブプラットフォームを展開。これは、地域企業が成長意欲を持ち、事業承継を支援するための場です。ツグナラでは、地域に貢献したい企業としての姿勢をもつ企業が紹介され、それをマッチングする仕組みを提供しています。事業承継や雇用創出などの側面から、地域社会における企業の役割がいかに重要かを示すことを目的としています。

river（リバー）と企業版ふるさと納税

一方、株式会社カルティブが運営する「river」は企業版ふるさと納税に特化したプラットフォームです。このプラットフォームでは、自治体のプロジェクトに法人が寄付する仕組みを提供し、地域振興を図ります。サクシードとの連携により、riverは全国220以上の自治体に対して事業承継に関する施策を展開し、地域問題の解決に向けての新たな道筋を示すことが期待されています。

地域課題解決の連携によるメリット

今回の連携により、サクシードとカルティブはそれぞれの取り組みを相互に強化することが可能になります。ツグナラ企業への企業版ふるさと納税の活用提案が行われ、企業が自らがつながりを持つ地域のプロジェクトに寄付することを促進します。これにより、地域と企業の共生が進み、双方の持続可能な発展が実現されるでしょう。

持続可能な地域社会の構築に向けて

地域における後継者不足や人手不足は、多くの企業が直面する課題です。企業版ふるさと納税を通じて、地域と企業の協力が進むことで、これらの課題に対する解決策が生まれることが期待されます。ツグナラ企業は高い経営能力と社会貢献の意欲を持ち、地域の未来に貢献することが求められています。

今後、riverを通じて企業版ふるさと納税制度の認知度を高め、地方創生のための活性化を支援していく方針です。これにより、地域の経済循環を促し、持続的に発展する地域社会の実現を目指します。