C4thが青森に導入
2025-10-16 10:54:29

青森県の小中学校にC4th導入、校務業務のデジタル化が進化

青森県の小中学校に「C4th」導入



株式会社EDUCOM(以下、EDUCOM)が、青森県の小中学校において、2026年度から順次自社の統合型校務支援システム「C4th」を導入することが発表されました。これにより、青森県内の学校の校務業務は大幅に効率化されることが期待されており、地域の教育現場におけるデジタルセキュリティと同期が実現します。

導入の背景


青森県では、これまで各自治体が異なる校務支援システムを利用していたため、帳票の形式が統一されていなかったり、情報の共有が難しかったりといった課題が表面化していました。特に、児童生徒の進学や転出入の際、さらに教職員の異動時における情報交換の煩雑さが問題だとされていました。

こうした課題を踏まえ、青森県は県内全体で運用できる統一された校務支援システムの導入に向けた方針を打ち出しました。この取り組みは、文部科学省が進めている次世代校務支援システムの導入や、セキュリティの強化を通じてさらなる教育の質の向上も目指しています。

期待される効果


今回の「C4th」導入により、以下のような効果が期待されています。
  • - 校務支援システムの仕様共通化: 県内全体で統一した仕様のシステムを使用することで、校務業務の効率化が促進されます。
  • - クラウドサーバー環境の確立: クラウド基盤による運用が可能となることで、運用コストの削減はもちろんのこと、災害時などの不測の事態にも対応しやすくなります。
  • - セキュリティ対策の強化: 教職員が安心して利用できる環境を提供するため、統合認証基盤が構築されます。

さらに、将来的には学習系システムなど、他のシステムとのデータ連携や、校務DXの進展も視野に入れられています。

今後の展望


「C4th」は、教育データの可視化を可能とするダッシュボード機能を搭載し、教育施策への活用も図ることを目指しています。EDUCOMは今後、教育のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるとともに、教員の業務を効率化し、教育の質向上に寄与するための取り組みを強化していく方針です。

株式会社EDUCOMについて


EDUCOMは1989年に教育用コンピュータ事業を開始し、1990年に有限会社として設立されました。以来、全国680以上の自治体や12,000の学校で、その校務支援システムを提供してきました。最近では、ベネッセグループとの提携を強化し、次世代の学校支援システムの開発を進めています。

会社概要


  • - 名称: 株式会社EDUCOM
  • - 代表取締役: 小林 泰平
  • - 所在地: 愛知県春日井市と東京都新宿区
  • - 事業内容: 学校向けの校務支援システムの開発、販売、サポート

詳しい情報やお問い合わせは、EDUCOM公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社EDUCOM
住所
愛知県春日井市如意申町7-7-5
電話番号
0568-35-7601

関連リンク

サードペディア百科事典: 青森県 EDUCOM C4th 校務支援システム

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