運動を通じて寄り添う『リハテラスひだか』の取り組み
大阪を拠点にする株式会社Ultimate Life(UL)は、運動を通じて福祉の分野に大きな一歩を踏み出しています。このたび、ULのスタッフが和歌山県にある「放課後等デイサービス リハテラスひだか」に派遣され、運動発達に課題を持つ子供たちへの支援を行っています。これは、2024年7月に始まった新しい試みで、利用者の健やかな成長をサポートすることを目的としています。
子供の運動発達の課題とは
発達障害のある子供たちは、身体的な不器用さや運動発達の課題を抱えることがあります。特に、感覚統合がうまくいかないことから、運動に対する弱い意識が育ち、筋力や運動能力の低下を招くことがあります。その結果、学校生活や日常生活においても様々な障害が生じることが少なくありません。そのため、「運動発達の支援」は非常に重要とされています。
特に、発達性協調運動障害(DCD)は、子供の約5%に見られる障害であり、ADHDやASDとの併発も多いです。こうした状況を踏まえ、ULと未来アシストは、より多くの子供たちに運動指導を受ける機会を提供し、彼らの自信を育てようとしています。
リハテラスひだかのプログラム
リハテラスひだかにおいては、運動発達に課題を持つ子供たちを対象に様々なプログラムが運営されています。利用者は、グループトレーニングや個別の運動指導を通じて、身体操作を学びながら、社会性も養っています。これにより、運動を楽しむことで自己肯定感も高まり、自然とチャレンジ精神が芽生えていくのです。
「障害に負けずに挑戦できる子供になってほしい」という想いを持つ未来アシストの楠本代表は、利用者の自立した社会生活を実現するために、運動指導の重要性を強調しています。
ULと未来アシストの連携
ULでは、障害を持つ子供たちの挑戦を支援する取り組みに深く共感し、スタッフを派遣しています。現場にいるスタッフは、ストレッチを始めとした運動指導を通じて、リハテラスひだかでの療育をささえています。この活動を通じて、運動発達への認識を広め、支援の普及を目指しているのです。
運動支援の重要性を広めるために
運動の楽しさを伝え、身体を動かすことの重要性を再認識することは、特に今の社会にとって必要な課題です。ULが行う取り組みは、単に運動指導を行うだけでなく、子供たちが社会の一員として自信を持って生きていけるようにするための活動でもあります。今後もこのプロジェクトが、多くの子供たちにとっての希望となることを期待しています。
施設情報
住所: 〒644-0025 和歌山県御坊市塩屋町北塩屋 693-3 コーポフィン1-AB号室
電話番号: 0738-24-9008
受付時間: 10:00~18:30(土、日、祝除く)
住所: 〒644-0002 和歌山県御坊市薗341
電話番号: 0738-24-9788
受付時間: 平日 11:30~13:30/14:30~20:00、土祝 9:30~13:30/14:30~18:00