エシカル消費推進への道
愛知県に本社を構える大日食品株式会社は、1959年の創業以来、地域に根差した事業を展開してきました。特に、国産大根を用いた「生一本糖しぼり大根」など、高い付加価値を持つ商品を製造し、国産農産物の消費を促進しています。今年、創業65周年を迎えた同社は、地域社会や自然環境への貢献を一層深めるため、「エシカル消費推進企業」の目標を掲げています。
エシカル消費推進企業を目指す理由
大日食品がエシカル消費推進を目指す理由は、地域の生産者や消費者との関係性を大切にしてきたからです。地域の豊かな自然環境に感謝しつつ、自社のビジョンに根ざした取り組みを進めています。具体的には、規格外の食材を積極的に活用し、環境に配慮した商品開発を行ってきました。特に、愛知県産の未利用資源の活用に注力し、地域の特色を活かした商品作りを行っています。
これまでの成果
大日食品が手掛けた「愛知のキムチ」は、これまで多くの賞を受賞しています。2022年には愛知県SDGs登録制度に名を連ね、さらに同年の愛知のふるさと食品コンテストでは知事賞を受賞しました。また、2023年には農林水産省大臣官房長賞を獲得し、2024年にエシカル×あいちのメンバーに承認されました。これらの成果は、地域社会との連携が生む相乗効果の証です。
今後の展望
大日食品では、さらなる笹川精製を通じて、エシカル消費の理念を推進します。今年度の目標は以下の4つの施策に基づいています:
1. 糖しぼり大根のさらなる拡大
2. SDGsに基づく新商品の開発
3. ECサイトとSNSを活用したファンづくり
4. 未利用野菜を活用した健康発酵食品の製造と販売
これらの施策により、愛知の豊かな農産物を使ったエシカルな食品づくりを実現し、廃棄される食材を減らすことを目指しています。また、従業員がやりがいを感じ、幸せを追求できる職場環境を整えることにも力を入れています。
持続可能な未来を目指して
未来に向けて、大日食品は持続可能な食品事業者としての役割を果たすために、地域と共に歩み続けます。「愛知のキムチ」を成功体験としながら、地域の皆様に美味しい食品を提供し、エシカルな消費社会の実現に貢献します。
今後の予定
今年の夏以降には、愛知県産の米や発酵食品を使ったプレゼントキャンペーンを実施予定です。また、秋以降にはSDGsに焦点を当てた新たな食品を発表する計画もあります。自社公式SNSの活用を進めつつ、糖しぼり大根の販路拡大にも取り組んでいく予定です。これらの活動を通じて、私たちの夢を実現していきます。
「April Dream」プロジェクトの一環として、4月1日に企業が発信する夢の実現を目指し、大日食品は本気で挑み続けます。
連絡先
大日食品株式会社
製造部製造管理課 松田裕
メール:
[email protected]