江古田メタバース「はちゃメタ By ニチゲイ」のご紹介
2025年3月12日、江古田の文化と魅力を新たな視点から表現するメタバース「はちゃメタ By ニチゲイ」が、株式会社Urth、西武鉄道、日本大学芸術学部、および日本電子計算の協力で開設されます。このプロジェクトは、日々進化するデジタル技術の中で、地域の特色を活かした新しい体験を提供することを目的としています。
まちの魅力をデジタルに
本プロジェクトの核心とも言える「江古田メタバース」の構想は、日藝の学生たちが中心となり、江古田周辺の特色や歴史をベースに制作されています。アートとテクノロジーが融合することで、江古田という街に新たな命が吹き込まれるのです。メタバース内ではアバターを通じて自由に移動し、他のユーザーとリアルタイムで交流することができ、江古田の魅力をアクティブに体感できます。
アバターとキャラクター
新しいメタバースでは、特に魅力的なオリジナルアバターやキャラクターが登場します。江古田のマスコットキャラクター「こたまる」や、テントウムシをモチーフにした「エコてんちゃん」など、学生たちがアートの視点からデザインしたキャラクターたちが、利用者を待っています。これらのキャラクターは、町を散策する際の楽しさを倍増させてくれることでしょう。
昭和の風景を再現
メタバース内では、昭和の時代に活躍した江古田駅の懐かしい風景も再現されます。2025年4月には池袋線が110周年を迎えることを記念して、駅にはかつての駅伝言板が設置され、利用者は自由に思い出やメッセージを記入できる仕組みが整っています。このように、江古田の歴史的要素をメタバースに取り入れることで、より深い地域への愛着を持つきっかけを提供します。
共同プロジェクトの意義
「江古田メタバース・イノベーションプロジェクト」では、地域の商店街や住人へインタビューを行い、実際の街の魅力や課題を明らかにし、それに基づいた魅力の再定義やデザインを行います。日藝の学生たちがプロジェクトの大部分を手掛け、その成果をもとにアートとテクノロジーが融合した新たな空間を作り上げていく様子は、まさに江古田の未来を切り拓いています。
江古田キャンバスプロジェクトとの連携
本企画は、西武鉄道が進行中の「江古田キャンバスプロジェクト」との連携を背景に持っています。このプロジェクトでは、音楽やアート、カルチャー等を通じて多様な表現や創造性を促進し、人と街のつながりを深めることを目指しています。江古田を舞台にしたアートイベントは、訪れる人々に新しい発見と感動をもたらすことでしょう。
メタバースの可能性
株式会社Urthが展開する「metatell」は、クライアント企業のニーズに合った理想的なメタバース空間を提供しています。簡便なアクセス、カスタマイズ性、そして定量的なデータ分析が可能なシステムをあり、利用企業の課題をしっかりとサポートしています。
このように、江古田メタバースは単なるエンターテインメントの枠を超え、地域の未来を考えるための新しいプラットフォームとなります。デジタルとリアルの融合で、江古田の魅力を次世代へと受け継いでいく道が開かれています。