大阪けいさつ病院、手術支援ロボット『ダビンチSP』導入
2025年2月17日、大阪けいさつ病院で単孔式手術ロボット『ダビンチSPサージカルシステム』を用いた縦隔腫瘍切除手術が行われました。この手術は、呼吸器外科の坂巻靖部長が執刀し、大阪府内で初めての試みとなります。
ダビンチSPとは?
『ダビンチSP』は、米国製の最新手術支援ロボットです。従来型のダビンチXiでは複数の創を必要としましたが、ダビンチSPではたった一つの創から手術が可能です。この特性により、患者への身体的負担が大幅に軽減され、術後の回復が早まることが期待されています。また、傷口の整容性にも優れているため、術後の見た目も改善されます。
新しい医療の実現
今回の手術では、1月にオープンしたばかりの大阪けいさつ病院に新たに導入されたダビンチSPが使用されました。これにより、当院の“先端ロボット手術センター”では、ダビンチXiが2台、ダビンチSPが1台、合計で3台の手術支援ロボットが稼働しています。年始以降、積極的に手術を行い、より多くの患者に恩恵を与えることを目指しています。
医師のコメント
坂巻部長は、「ダビンチSPの導入によって、肺がんや縦隔腫瘍などの胸部手術が可能になりました。小さな傷一つで手術ができるため、患者さんにも安心していただけるのが最大の魅力です」とコメントしています。このように、最新の医療機器の導入は、患者にとって大きな利益をもたらすことが期待されています。
今後の展望
大阪けいさつ病院では、今後も最先端の医療機器を駆使し、より良い医療サービスの提供を目指します。医療技術の進化に伴い、医師や患者にとって有益な手術の選択肢が増えることを期待しています。
お問い合わせ先
大阪けいさつ病院への問い合わせは、以下の通りです。
- - 住所: 大阪市天王寺区烏ヶ辻2-6-40
- - 電話番号: 06-6771-6051 (代表)
この取り組みを通じて、大阪けいさつ病院は国内の医療分野全体においてもリーディングポジションを確立していく方針です。