クララグループ、港区芝へ本社移転。DX推進と環境配慮で新たなスタート

クララグループ、本社移転でDX推進と環境配慮を両立

クララグループは、2025年3月3日、東京都港区芝四丁目五番十号ACN田町ビル四階へ本社を移転することを発表しました。
今回の移転は、グループ会社である株式会社スポーツITソリューションとのオフィス統合が大きな目的です。両社の連携強化により、DX支援事業の更なる成長を目指します。

移転にあたり、環境問題にも配慮した取り組みが注目されます。オフィス統合により、什器備品類の重複調達を削減。移転に伴い不要となった備品は、グループ内での再利用や、自治体への寄付を通じて有効活用されます。

クララグループは、多様化する働き方への対応として、柔軟な働き方ができる環境整備にも力を入れています。社員の働きがいを重視した、より良い職場環境の構築を目指している点がうかがえます。

能登半島地震復興支援への貢献

今回の本社移転を機に、クララグループは祝花などのお祝い事への配慮を辞退。その代わりに、2024年1月1日に発生した能登半島地震の復興支援への寄付を呼びかけています。
寄付金は、日本財団またはクララグループが継続的に支援している認定特定非営利活動法人カタリバを通じて、被災地の復興支援に充てられます。
この取り組みは、企業の社会的責任を果たす姿勢を示すと共に、社員のボランティア活動の促進にも繋がると考えられます。

クララグループの事業展開

クララグループは、「次の時代を道づくる」というグループミッションを掲げ、DX支援事業とモビリティ事業を主要事業として展開しています。
DX支援事業では、クラウド・コンサルティング領域とスポーツ領域のDXに注力。モビリティ事業では、自転車産業のDXとまちづくりを両輪とした事業展開を進めています。

今回の本社移転は、これらの事業拡大に向けた戦略的な一手と言えるでしょう。オフィス環境の刷新とグループ内連携強化により、更なる事業の発展が期待されます。