株式会社Quesquがラララ留学サポートセンターを買収、留学情報事業の拡大へ

株式会社Quesqu、ラララ留学サポートセンターを買収

株式会社Quesquが、中小企業の経営統合として留学情報サイトを運営するラララ留学サポートセンター株式会社の全株式を取得しました。これにより、Quesquの代表取締役である酒井大輔氏がラララ留学サポートセンターの新たな代表取締役に就任し、さらなるサービス向上と積極的な事業拡大を目指すと発表しています。

ラララ留学サポートセンターの概要

ラララ留学サポートセンターは、設立以来9期連続での増収を達成しており、オーストラリアの語学学校に関する情報を提供する老舗の企業として知られています。同社は独自の現地ネットワークを活かし、他社にない情報を提供することで顧客の信頼を得ており、訪問者数も年々増加しています。

しかしながら、事業の成長には限界があり、特に外部からの資金調達を行わない姿勢が、業界内でのマーケットリーダーになるための障害ともなっていました。Quesquは、豊富な財務と経営のノウハウを駆使し、ラララ留学サポートセンターの成長を支える計画です。

株式会社Quesquの展望

株式会社Quesquは、今後も幅広い業種の中小企業の買収に注力し、中長期的な業績向上を目指すとしています。日本には約400万社の中小企業が存在し、その多くが事業承継や拡大に悩んでいる現状があります。Quesquは、これらの企業のオーナーシップを引き継ぐことによって、最新の経営手法を導入し、グローバル化を推進します。

創業者のコメント

ラララ留学サポートセンターの創業者である小久保氏は、今回のQuesquとの統合について、「単独での事業成長には限界を感じていた」と語り、Quesquの持つ豊富な経営資源と成功したIT投資の経験に非常に魅力を感じたと述べました。小久保氏は、今後は自社のコンテンツ拡充や人材強化を進め、顧客へのサービス向上に貢献する意向を示しています。