新潟市に設置された国際湿地都市自動販売機の魅力と役割

2023年12月25日、ダイドードリンコ株式会社と新潟県新潟市は、地域の資源を活用し合うことを目的とした包括連携協定を締結しました。この協定に基づく新たな取り組みとして、新潟市役所に「国際湿地都市NIIGATA自動販売機」が設置されました。この自動販売機は、地域の環境と文化を発信する独自の役割を果たすことを目指しています。

国際湿地都市NIIGATA自動販売機の目的

この自動販売機の設置は、新潟市の「国際湿地都市」としての特性を広めることが主要目的です。売り上げの一部は、湿地環境保全に関連する取り組みに役立てられ、地域の環境意識向上に寄与します。具体的には、この自販機を介して新潟市の美しい自然やそれに関連する活動を市民や訪問者に周知することを狙っています。

「TEAM“潟のミカタ”」のメッセージ

この自販機には、新潟市にゆかりのある著名人で構成された「TEAM“潟のミカタ”」が発信するオリジナルメッセージが流れる機能が搭載されています。これにより、「新潟市は白鳥飛来数日本一」という情報や、「新潟市には個性豊かな16もの『潟』がある」という事実などが楽しみながら学べる仕組みが設けられています。

デザインへのこだわり

本自販機は、デザインにも工夫が凝らされています。ラムサール条約の湿地である「佐潟」や、新潟市のシンボルである「ハクチョウ」をあしらったラッピングが施され、見る人々に地域の魅力を直感的に伝えられるようになっています。地域の自然に触れながら飲み物を購入することができるこの自動販売機は、地域の魅力を再発見する良い機会とも言えるでしょう。