広さ重視の賃貸住宅
2025-07-02 10:29:52

賃貸住宅選びで家賃より広さが重視される傾向顕著に

賃貸住宅選びで広さが重視される時代へ



最近の調査結果によると、賃貸住宅を選ぶ際に「家賃」だけでなく「広さ」や「間取り」を重視する人が増えていることがわかりました。この傾向はハウスコム株式会社が実施した「2025年度“部屋選び”に関する調査」に基づいており、ポストコロナ時代における住まい選びの変化を探ります。

調査の概要と背景



ハウスコムは毎年、部屋選びに関する実態調査を実施しており、昨年から続く「在宅ワーク」や「リモートワーク」の普及が影響していると考えられます。これにより、住環境が居住者の生活の中心となり、家賃の負担に対する考え方が変化しているのです。

主な調査結果



調査の結果、引っ越し時の重視項目で家賃は依然として1位を占めていますが、家賃を最も重視する人の割合が減少しています。具体的には、家賃を重視する人は26.5%にとどまり、前年比で約5.5ポイント減少しました。

一方、「広さ/間取り」が14.8%となり、こちらは大きく上昇しました。特に、希望する間取りに関しては、「1LDK」と「2LDK」が同率で1位となり、自由度の高い居住空間を求めるニーズが高まっていることが読み取れます。

家賃の変動



また、引っ越しを希望する部屋の家賃中央値は69,480円で、昨年の64,000円から上昇しています。このことからも、家賃を最優先に考えるユーザーの割合が下がったことが、より広い住空間を求める傾向に寄与していると考えられます。

需要の変化



設備に関しては、引っ越しを希望する部屋の設備として「キッチン」、「独立バス/トイレ」、「エアコン」が依然上位を占めており、これらが優先されることには変わりがありません。また、築年数に関しても、「10年以内」が主流であることが伺えます。

ライフスタイルへの配慮



興味深いのは、部屋探しに際して「自分のライフスタイルに合うかどうか」を重要視する人が増加している点です。特に「人気エリア」よりも「自分の生活スタイル」に合った物件の選択が増えていることが明らかとなりました。今や部屋選びはスペックだけでなく、そこでの生活をどのように楽しむかという観点から選ぶようになっているのです。

新しい過ごし方



家での過ごし方においても変化が見られ、今年は「テレビや動画、映画鑑賞」が最も人気となりました。昨年は料理が1位でしたが、映像コンテンツへの需要が高まっていることが反映されています。これもまた、居住空間をどのように使いたいのか、という新たなトレンドを示しています。

まとめと今後の展望



調査結果から見えてくるのは、賃貸住宅選びにおいて従来の常識が通用しなくなってきたという現実です。家賃や交通アクセスの重視が減少し、より多くの人々が「広さ」や「間取り」に目を向けるようになりました。

この傾向は、今後も続くと予想され、私たちの住まいの選び方にさらなる変革をもたらすことでしょう。ハウスコムが提供する多様な選択肢は、今後の住まい選びにおいて重要な存在となっていきそうです。これは、私たちの生活スタイルの変化を反映した必然の流れなのかもしれません。


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会社情報

会社名
ハウスコム株式会社
住所
東京都港区港南2-16-1品川イーストワンタワー9階
電話番号
03-6717-6900

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