韓国・忠清北道パビリオンがNEPCON JAPAN 2025に出展予定
2025年9月17日(水)から19日(金)の3日間、幕張メッセで開催される「NEPCON JAPAN 2025」において、韓国の忠清北道と忠清北道科学技術振興院が共同で「忠清北道パビリオン」を主催します。このパビリオンは、電子産業の未来を形作る4社の有力企業が参加し、最新のソリューションおよび製品を発表する場となります。
パビリオンのテーマ
今回の出展テーマは「次世代エレクトロニクスを支える革新技術」です。製造現場の効率化から、高精度の半導体加工、EV(電気自動車)やスマート家電を支えるコア部品に至るまで、多様な技術が一堂に集まります。出展する企業は日本語での対応も可能なため、現地での商談が円滑に進むことが期待されています。
出展企業の紹介
以下に、忠清北道パビリオンに参加する企業の概要を紹介します。
NES(エヌイーエス)
NESはICT融合分野を先導し、知能型ソフトウェア及び産業用組込み装置の開発に注力しています。特に、スマートファクトリーの構築や新しいライフスタイル分野にも進出しています。彼らの独自技術は、製造現場の稼働効率や品質を大幅に向上させるもので、リアルタイムでのデータ収集・分析を可能にし、最適化された製造プロセスを構築します。
公式サイトはこちら
COMS(コムエス)
COMSは「Customer Oriented Manufacturing Solution」を掲げており、顧客志向の自動化設備を専門としています。半導体やスマートファクトリーなどの分野で、超精密なモーション制御や産業用ロボット、高精度のビジョン検査を行う装置を開発。顧客に最適なソリューションを提供し、その実績はサムスンやLGといった大手企業での取引によって裏付けられています。
公式サイトはこちら
NS WORLD(エヌエスワールド)
NS WORLDは、高性能の希土類磁石を中心にした部品の設計と製造を行う専門企業です。EV向けの電子式ウォーターポンプやBLDCモーター、車載センサー用磁石などを手がける一方で、半導体製造装置向けのマグネットソリューションにも注力しています。自社内での一貫した製造体制により、迅速かつ柔軟に顧客のニーズに応じることができる特徴を持ちます。
公式サイトはこちら
CTS(シーティーエス)
CTSは、半導体CMP装置に特化した企業で、研究用から量産向けまで幅広い製品を提供しています。特に自社の独自技術によって、均一かつ高精度な研磨を実現しており、優れた洗浄効果も魅力の一つです。SKハイニックスやサムスンといった企業との取引実績があり、確固たる地位を築いています。
公式サイトはこちら
まとめ
忠清北道パビリオンは、電子産業の最新技術を紹介する重要な展示ゾーンとして、将来的なビジネス機会を見極める場として期待されています。また、韓国と日本の産業間の交流を促進し、協力関係の深化に貢献することが期待されています。
このパビリオンの運営は忠清北道と忠清北道科学技術振興院が共同で行っており、日本での実務はジェイブリッジ株式会社が担当しています。詳細な問い合わせは、ジェイブリッジ株式会社(
[email protected])までご連絡ください。