ソーシャルゲーム課金事情:7割が課金、ガチャ目的が57%!人気のゲームは?
ゲーム攻略情報サイト「アルテマ」を運営する株式会社コレックは、ソーシャルゲームユーザー79名を対象に「ソーシャルゲームの課金事情調査(2024年)」を実施しました。調査結果によると、実に7割近いユーザーがソーシャルゲームに課金していることが判明。その目的は、57%がガチャによるキャラクターや装備などのアイテム入手でした。
課金額は?
1ヶ月あたりの課金額は、3,000円未満が38%と最も多く、次いで3,000円~5,000円未満が21.5%という結果に。課金の目的としては、ガチャを引いたり、ゲーム内のアイテムを購入したりする人が多いようです。
複数のゲームに課金する人は?
継続して課金しているゲームの本数は、1タイトルが36.7%と最も多く、複数のゲームに課金している人も多く見られます。2タイトル以上への課金は合計で30.4%で、ゲームによって課金額や遊び方が異なることがわかります。
課金総額は?
これまでソーシャルゲームに課金した合計金額は、10万円を超えると回答した人が約22%でした。10万円未満の課金層は、11%~15%程度と、自分の環境に合わせて楽しむ人が多いようです。
課金目的は?
ソーシャルゲームに課金する目的として、57%がガチャによるキャラクターや装備などのアイテム入手と回答しました。ソーシャルゲームにおける収益源であるガチャが人気の理由がわかります。
次いで、サブスクリプションの特典を目的とする人が11.4%、ショップでのゲーム内アイテム購入が10.1%という結果に。これらの項目は、ゲームをより深く楽しめる特典やアイテムを入手したい人が選択していると考えられます。
課金方法は?
課金方法としては、ギフトカード(iTunes・Googleカード)が39.2%、クレジットカードが35.4%と、僅差の結果となりました。以前はギフトカードでの課金が主流でしたが、現在はポイント還元などの特典を目的としてクレジットカードで支払う人が増えているようです。
一方、公式サイト経由での課金は2.5%と、浸透していないことがわかります。公式サイトでは、お得なキャンペーンや特典が用意されていることが多いのですが、利用率は低いようです。
課金層の年齢は?
ソーシャルゲームに課金する人の年齢層は、30歳以上~40歳未満が34.2%と最も多いことがわかりました。2010年代にソーシャルゲームが流行した世代が、現在も課金を継続している傾向にあると考えられます。
課金していない人は?
課金していない人の年齢層は、20歳以上~30歳未満が最も多いですが、年齢層による大きな差は見られませんでした。
まとめ
今回の調査結果から、ソーシャルゲームの課金層は明確になったと言えるでしょう。多くのユーザーが継続的に課金を行っていることから、ゲームへの情熱が趣味の領域を超えた想いがあることが伺えます。
今回のアンケート調査は、ゲーム業界の現状やユーザーの課金意識について理解を深めるための貴重なデータを提供しています。