精神疾患アプリ研究提携
2025-01-29 10:40:43

emolと大塚製薬、精神疾患向けのアプリ研究で提携し診断支援を強化

emolと大塚製薬が精神疾患向けアプリ開発を開始



emol株式会社(以下、emol)はこのたび、大塚製薬株式会社(以下、大塚製薬)と共同で精神疾患の診断をサポートするアプリケーションの開発に取り組むことを発表しました。この提携は、医療現場での精神疾患診断の課題を解消し、患者負担を軽減することで、より良い治療環境を創出することを目指しています。

Patient Care Program(患者治療プログラム)の理念



emolは、精神疾患に対する包括的な治療支援を実現するために、患者の受診から治療終了後の再発予防に至るまでのバリューチェーンを重要視しています。精神疾患治療には、次のような障害が多く存在します。

  • - 症状に気づかない、または理解しない
  • - 専門機関を見つけることができない
  • - 適切な治療を受けられない
  • - 地理的、または時間的な制約から受診が難しい
  • - 再発を繰り返す

これらの課題に対処するために、emolは患者の体験を向上させることに注力しており、PCPの実現に向けた取り組みを進めています。

PCPの実現とアプリの展開



PCPは、患者が医療を受ける過程を通じて無駄のない体験を提供することを目指しており、受診前の啓発から治療終了後のフォローアップまでを一貫してサポートします。これを実現するために、各疾患ごとに特化した啓発アプリを導入し、治療が必要な人に対する情報提供を行います。

治療が始まった後は、emolのデジタルサービスとSaMD(Software as Medical Device)を通じて、高品質な診療を確保します。治療が終わった後も、再発予防アプリを活用し、患者の生活の質(QoL)を維持するための支援を行います。

emolのSaMD開発について



2022年の春以降、emolは精神疾患治療を目的とした認知行動療法アプリの日本国内での薬事承認を目指して研究を続けてきました。emolの治療用アプリは、これまで非医療領域で提供してきた技術を応用し、チャットボットを活用したカスタマイズされた教育を提供しています。

この技術によって、医師のリソースを補完しつつ、より多くの患者に良質な認知行動療法を提供することが可能になります。emolは、これらのアプリを通じて精神疾患治療のアクセスを向上させ、患者と医療機関の負担を軽減することを目指しています。

emol株式会社の基本情報


  • - 会社名: emol株式会社
  • - 代表者: 代表取締役 千頭沙織
  • - 設立日: 2019年3月18日
  • - URL: https://emol.jp/
  • - 事業内容: メンタルヘルス関連サービス開発
  • - お問い合わせ: support@emol.jp

この新たな取り組みにより、精神疾患の診断や治療に関する課題が軽減されることが期待されています。emolと大塚製薬が協力することで、今後の精神医療の未来がより明るいものになることを願っています。


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会社情報

会社名
emol株式会社
住所
東京都豊島区東池袋3-21-18第一笠原ビル3F
電話番号

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