インフキュリオン、次世代ETCカード導入支援
株式会社インフキュリオン(東京都千代田区、代表取締役社長CEO 丸山弘毅)は、次世代カード発行プラットフォーム「Xard」の新たな機能について発表しました。この度、「マネーフォワードビジネスカード」におけるETCカードの取り扱いが、2025年11月5日より開始されることが決定しました。マネーフォワード(本社:東京都港区、代表取締役社長グループCEO 辻庸介)が展開するこのETCカードは、法人や個人事業主向けに、業務の効率を飛躍的に向上させることを目指しています。
ETCカード取り扱いの背景
現代の法人向け決済市場は急速に成長しています。中でも法人カードは、企業のキャッシュフローを改善し、業務を効率化するための重要な手段として注目を集めています。特に高速道路の利用に関する経費は、明細書の収集や仕訳、ETCカードの発行手続きが煩雑であるという課題が多く存在しています。こうした背景を踏まえ、マネーフォワードのETCカードは、オンラインで申込や利用明細の管理ができる大きな特長を持っています。
「Xard」の技術基盤がもたらす利便性
「Xard」は、国際ブランドカード(JCB、Visa)をオープンAPIを通じて簡単かつ低コストで発行する次世代カードプラットフォームです。これにより、マネーフォワードは以下のさまざまな特長を持つETCカードの取り扱いを迅速に実現しました。
1.
オンラインでの申込機能:利用者は「マネーフォワード ビジネスカード」のWeb管理画面からETCカードの申込や解約をオンラインで完結できます。
2.
経費精算の効率化:ETCカードでの利用明細が自動的に「マネーフォワード クラウド」に連携され、経費精算業務の手間を大幅に削減します。自動仕訳ルールを使うことで、勘定科目の入力ミスも防止されます。
3.
柔軟な利用管理:ETCカードはクレジットカードと連動せず単体で発行可能で、組織や車両に密接に結び付けることができます。また、利用日や通過時刻、料金所情報などを明細に含め、クラウドで一元管理することで支出管理が効率的に行えます。
この取り組みは、「Xard」の提供する機能をAPIで実装することにより、初期コストを抑えつつサービスの立ち上げを短期間で実現する点でも非常に優れた結果をもたらしています。また、ETCカードはマネーフォワードグループのマネーフォワードケッサイ株式会社によって開発・発行されます。
インフキュリオンのビジョンと次のステップ
インフキュリオンは、あらゆる産業やサービスにフィットする最適な決済・金融機能を提供することを目指しています。長年のコンサルティング実績を活かし、柔軟でモダンな決済システムを構築し、BtoCからBtoBに至るまで様々な決済シーンを網羅しています。今後もクライアントのビジネス戦略に寄り添い、Fintech戦略の立案や新たな金融サービスの創出をサポートし続ける所存です。
このように、インフキュリオンとマネーフォワードの提携は、今後の法人カード市場において革新をもたらす重要なステップとなります。新たなETCカードの導入がどのように業務効率を向上させるのか、今後の展開が非常に楽しみです。