株式会社シロが2024年11月7日、北海道夕張郡に位置する栗山町と「ほっかいどう企業の森林づくり」の協定を結びました。この協定により、シロは栗山町と協力し、持続可能な森林づくり活動を推進します。
シロはすでに、北海道長沼町に位置する宿泊施設「MAISON SHIRO」を開設しており、地域の木材を使用した建物が注目を集めています。シロの活動が評価され、栗山町との協定締結へとつながった背景には、長年の地域貢献活動があるのです。
栗山町は地域住民が参加できる「放課後薪割り部」というサークルを運営し、学生や若者を巻き込んだ森林保護活動を行っています。また、同町では、昨年収穫したふきのとうをシロの製品に使用するなど、地域資源を大切に活用しています。
シロの森林づくりプロジェクトは以下のポイントに基づいて活動されます:
環境配慮型の山林保全
シロは栗山町の自然環境を保護しながら、持続可能な森林管理を行います。地域の植物を大切に育て、豊かな自然を後世に残すことが目標です。
地域資源の有効活用
間伐材やその他の森林資源を活用し、無駄のない循環型社会の実現を目指します。地域の木々を使った製品開発も行い、地域経済の活性化に寄与することを意識しています。
地域との連携
栗山町の役場や地元工務店、家具業者と連携し、地域全体で森林資源の活用に努めています。これにより、地域経済を支える仕組みが整います。
教育との連携
栗山町の里山や自然環境を学ぶ場として、地元の教育機関とも協力し、子どもたちに自然の大切さを伝える取り組みを進めます。
啓発活動の展開
シロの影響力を活かし、建築やアート業界向けにセミナーを開催し、一般の人々に森林保護の必要性や木材の可能性を伝えていきます。
このプロジェクトを通じ、シロは地域の自然環境を保護しながら、地域経済を発展させるとともに、持続可能な社会の実現に寄与することを目指します。私たちの取り組みにご関心を寄せていただき、ぜひご支援をお願い申し上げます。
なお、シロの活動は、北海道庁が推進する「ほっかいどう企業の森林づくり」の一環として実施されており、全国的にも大きな意義を持つモデルケースとなることを期待しています。北海道の広大な森の恩恵を享受し、未来へとつなぐための一歩を踏み出すこの挑戦に、どうぞご注目ください。
SHIRO(シロ)について
「自分たちが毎日使いたいものをつくる」という理念を元に始まったシロは、高品質なコスメティックブランドとして知られています。自社工場での生産から販売までを行い、全国に直営店舗を展開しており、さらに海外市場にも目を向けています。地域の素材を使用した製品開発やエシカルなビジネスモデルへの取り組みが評価されています。
シロの従業員は、自社の理念に共感し、日々の業務に情熱を注いでいます。今回の森林づくりプロジェクトもその一環であり、地域社会との協力を深めていくことで、シロはさらなる成長を遂げることでしょう。