京都芸術大学(京都市左京区)では、毎年恒例の「瓜生山ねぶた」制作が、8月27日(火)から始まります。
「瓜生山ねぶた」は、同大学1年生が履修する「クリエイティブワークショップ」の集大成として制作される巨大なねぶたです。12学科の学生が混成チームを組み、約35名で2週間という短期間で完成を目指します。
特徴は、色彩を省き白いねぶたにすることで、針金の線や和紙の表情を際立たせる独自のデザインです。過去には、精巧な「カップヌードル」のねぶたが制作され、横浜の「カップヌードルミュージアム」に約11年間展示されていました。
制作に先立ち、学生たちは安全講習や紙貼り講習、照明講習など、専門的な知識を習得します。スケジュールや注意事項が記された冊子も配布され、安全対策も万全です。
「瓜生山ねぶた」は、同大学の基礎力養成プログラム「マンデイプロジェクト」の集大成でもあります。「マンデイプロジェクト」は、毎週月曜日に開講されるワークショップ形式の授業で、学生たちはグループで課題を発見し、解決策を探るための思考力を養います。
「瓜生山ねぶた」制作は、学生たちの努力と情熱の結晶です。彼らの創意工夫とチームワークで、どんな作品が誕生するのか、期待が高まります。
学生たちの熱意が光る制作風景を見学しませんか?
報道関係者は、京都芸術大学広報課までご連絡ください。制作スケジュールなどの詳細情報もご提供いたします。
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企業や自治体などの課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上実施されています。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
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