タダノ、クラウド型ワークフロー導入で申請業務を劇的に効率化

香川県高松市に本社を構える株式会社タダノが、エイトレッドが提供するクラウド型ワークフロー「X-point Cloud」を導入しました。この導入により、タダノは申請業務にかかる処理時間を約95％削減し、申請1件あたりの処理時間を以前の約1/20にまで短縮することに成功しました。

申請業務の課題

タダノはこれまで、顧客やパートナー企業への資料提供に関する申請業務において、いくつかの課題に直面していました。これらは以下の3点です。

1. アナログ業務による非効率: 従来の申請業務はFAXやメールによるもので、手間がかかり、処理も遅れがちでした。
2. 業務負担の集中: 特定の部門に業務が集中し、担当者の業務負担が増大していました。
3. 顧客要求への対応遅延: 顧客からの要求に迅速に対応できず、サービスの質が低下していました。

これらの課題を解決するために、タダノは「X-point Cloud」の導入を決定しました。

X-point Cloud選定の理由

タダノが「X-point Cloud」を選んだ理由は、特にそのユーザビリティにあります。申請フォームのレイアウト機能によって、入力要件を欄外に明示できる点が便利であり、直感的な操作性も魅力の一つです。特にノーコードで申請書を作成できる利点は、実際の業務運用において大きな強みとなります。

導入の結果と効果

現在、タダノでは「X-point Cloud」を利用して年間約1,000件の申請を処理しています。導入前は、申請業務全体の15〜20％を占めていたFAXやメールに関わる作業がほぼ完全に不要になりました。そのため、担当者は創造的な業務改善や企画に充てる時間をより多く持つことができるようになり、生産性が向上しました。

申請業務が電子化されたことで、タダノは手間のかかる作業から解放され、顧客へのサービス提供も迅速化。納期の短縮も実現し、全体的な業務のデジタル化が加速しています。

クラウド型ワークフロー「X-point Cloud」について

「X-point Cloud」は、すべてのユーザーが簡単に操作できるように設計されたクラウド型のワークフローシステムです。従来の紙のような使い勝手を保持しつつ、デジタル化を強力に推進します。稟議業務や申請承認だけでなく、多彩な連携機能や便利な検索・集計機能を利用することで業務をさらに効率化し、経営全体をスピーディーに進展させます。このシステムを通じて、タダノはさらなる業務の効率化と顧客満足度の向上を目指しています。