マイブリッジ展
2025-07-24 10:32:25

エドワード・マイブリッジによる連続写真展が東京で開催!動画の原点を探る

企画写真展『アニマル・ロコモーション』の開催



東京・港区のフジフイルム スクエア 写真歴史博物館で、1850年代から活躍した英国の写真家、エドワード・マイブリッジに焦点を当てた特別展示が行われます。本展では彼の名作『アニマル・ロコモーション』を通じて、写真や動画の歴史における重要な役割を鑑賞できます。

エドワード・マイブリッジとは?


エドワード・マイブリッジ(1830-1904)は、連続写真の先駆者として知られる写真家です。彼は1860年代から70年代初頭にかけて、動物や人間の動作を詳細に捉えた連続写真によって、視覚芸術に革命をもたらしました。特に彼の代表作である『アニマル・ロコモーション』は、781組の動作を記録した写真集であり、アニメーターたちの教科書とも言われています。

展示作品と展示内容


訪れる人々は、1887年に出版された『アニマル・ロコモーション』に収録された連続写真の中から特選された21組を見ることができます。これらの写真はマイブリッジが動物たちや人々の日常的な動きを捉え、彼の想像力と技術が如何に優れていたかを物語っています。

展示作品の中には、マイブリッジが撮影した走る馬の瞬間や、様々な動物の動きを記録した貴重な一枚が含まれています。訪問者は、歴史的な文献や他の著名な作家の作品を同時に楽しむこともできます。特に、マイブリッジの写真が掲載されている書籍や、同時代のフランスの生理学者エティエンヌ=ジュール・マレーによる文献も展示され、彼の功績をより深く理解する手助けとなります。

マイブリッジの意義と影響


マイブリッジの連続写真は、動画の原点となった技術であり、彼の影響は映像の進化に大きな痕跡を残しています。1879年に発明された「ズープラクシスコープ」は、彼の技術が後世の映像技術者にどのように受け継がれたのか、その一端を示しています。

開催概要


この企画展は2025年10月1日から12月26日まで開催され、毎日開館しているため、訪れやすいのが嬉しいポイントです。入館は無料で、東京ミッドタウンのフジフイルム スクエア内に位置しています。開館時間は10時から19時までで、最終日は16時までです。密を避けるためにも事前確認をお勧めします。

最後に


エドワード・マイブリッジが残した数々の業績は、視覚芸術だけでなく動画や現代のアニメーションにも多くの影響を与えてきました。彼の作品をじっくりと観賞し、その技術や表現がもたらした革命を体感できるこの機会をお見逃しなく。ぜひ、作品の中に潜む色彩や表現の美しさに触れ、時代を超えたアートの力を感じてください。


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会社情報

会社名
富士フイルム株式会社
住所
東京都港区赤坂9-7-3東京ミッドタウン本社
電話番号
03-6271-3111

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