モルテンとブエンカミーノが推進する『Arch to Hoop HIROSHIMA』
株式会社モルテンが、NPO法人ブエンカミーノと協力し、広島で新たな体験格差解消事業『Arch to Hoop HIROSHIMA』を始動させます。この取り組みは、子どもたちが抱える体験の不平等を解消し、彼らの可能性を広げるためのイベントやプログラムを通じて実現されます。
『Arch to Hoop HIROSHIMA』の背景
『Arch to Hoop』というプロジェクトは、「子どもたちがあきらめることなく、自分の可能性を拓く未来を作る」というビジョンを掲げています。これは、沖縄の一般社団法人Arch to Hoop沖縄によって2023年に始まりました。モルテンはこの活動に参画し、沖縄を拠点に様々なイベントを通じて子どもたちに新しい体験を提供しています。広島では、この理念を基にした新たな形の事業が展開されることになりました。
モルテンとブエンカミーノの役割
ブエンカミーノは、広島市に拠点を置く自立支援団体で、生きづらさを抱える若者たちを支援する活動を行っています。この団体は、農業体験や共同生活、就労訓練を提供し、若者たちが社会参加できるような環境を整えています。このような支援の知見とモルテンの理念を組み合わせ、今後は子どもや若者が自分自身の力に気づき、社会とつながりを実感できる場を提供していきます。
代表者のコメント
モルテンの代表取締役社長である民秋清史氏は、社会課題は非常に複雑で、さまざまな側面を持っていると述べています。そのため、行政だけでは解決が難しい問題が増えており、NPOとの連携が重要だとしています。このフレームワークを通じて、広島の子どもたちに対する体験格差の緩和を目指します。
また、モルテンのスポーツ事業本部の勝田駿平氏は、新たなコミュニティにおいて、企業の資源を最大限に活用することが重要だと述べています。実際の業務とは異なる役割を担うことで、視野が広がり、自身の可能性を感じると言います。このプロジェクトは、参加者全員にとって新たな発見と成長の機会となることが期待されています。
プレイベントの実施
『Arch to Hoop HIROSHIMA』では、プロジェクトの本格始動に先立ち、プレイベントが予定されています。子どもたちやモルテンの社員が一緒にバスケットコートの設営から撤収までを行い、共同作業を通じて新たな体験を得る場となります。このような活動は、立場や背景の異なる人々が一緒に過ごす機会を提供し、子どもたちに新しい感覚をもたらします。
未来への展望
今後、『Arch to Hoop HIROSHIMA』はさらなる企業との連携を図り、体験型のプログラムや職業体験の機会を提供していく計画です。モルテンは、この取り組みを通じて、子どもたちが将来の選択肢を広げられるよう、一緒に志を持つ企業や団体とのつながりを築いていきたいと考えています。パートナー企業も募集中です。
お問い合わせ
詳細については、モルテンやブエンカミーノの公式サイトをご覧ください。未来を支える子どもたちのために、ぜひ一緒に活動していきましょう。