オリオンツアー、安全運行協議会を開催しウィンターシーズンへ準備万端
2022年から2023年のウインターシーズンを迎えるにあたり、オリオンツアーは『オリオンツアーバス安全運行協議会』を開催しました。この協議会は、ツアーバスの安全運行を一層強化し、有事の際に迅速に対応できる組織作りを目的としています。オリオンツアーは1976年に創業し、スキーツアーを中心に旅行サービスを展開してきました。現在はエイチ・アイ・エスのグループ企業として、スキーに限らず様々なスポーツツアーも提供しています。
全国のバス事業者が集結
3年ぶりの開催となった今回の協議会には、全国から61社70名のバス事業者が東京の神田に集合し、これから始まるウインターシーズンに向けた準備が行われました。定期的に開催されるこの協議会では、参加者間での情報共有を通じて、安全第一で快適なツアー運行への認識を強化しています。
安全と品質管理基準の再確認
2022年10月、オリオンツアーは「ツアーバス 安全&品質管理基準」を改訂し、約50項目から成る新たな基準を設けました。この基準の基本方針は、安全運行の徹底と管理の強化の2つです。安全運行の徹底においては、シートベルトの着用や運転者の過労防止、車両の安全確保などが重要視されています。さらに、貸切バス事業者の安全性評価認定制度やデジタル運行記録計の導入も進めています。
お客様の声を反映したサービス向上
議題の一つとして、「お客様アンケートについて」も取り上げられました。ツアー利用者から寄せられた500件以上の意見の中には、安全面や運転手の対応に対する感謝の声が多数ありましたが、同時にいくつかの改善点にも言及されていました。これらの厳しい指摘を全社で共有し、サービス向上に繋げることが重要です。
杉本係長は「バスはツアーの出発点。この空間でお客様が不快な思いをしたら、以降の旅でも楽しめない」と、乗務員に向けたメッセージを強調しました。お客様を大切にし、心地よい旅のスタートを提供することが求められています。
国土交通省より専門家の講話
協議会の後半には、国土交通省関東運輸局から3名の専門家が招かれ、バス事業に関する最新の情報を講義しました。特に2016年の軽井沢スキーバス事故に関する再発防止策や最近の監査・法令についての講演が行われました。これにより、業界全体での安全意識が高まりました。
旅行の予約受付も開始
オリオンツアーでは、関東、東海、関西、中国、九州各エリアからスキー&スノーボードツアーを企画し、現在予約受付中です。今年のウィンターシーズンには全国旅行支援のプランも整えており、旅行代金が最大40%割引になるオプションも用意しています。この機会にぜひお得な旅行を楽しんでみてください。
オリオンツアー公式サイトでは、スキー場のオープン予定日やキャンペーン情報が掲載されており、冬のアクティビティを計画するのに役立ちます。年末年始の特に人気の高いツアーは、早めの予約をお勧めします。