全国広報広聴研究大会が埼玉県北本市で初開催！地域広報の未来を探る

第62回全国広報広聴研究大会、北本市で初開催

埼玉県北本市で、地域広報の重要性をテーマにした『第62回全国広報広聴研究大会』が開催されます。これは、全国各地の広報担当者が一堂に会し、広報について本気で語り合う貴重な機会です。毎年開催されるこの大会は、広報広聴の現状や課題について講演やパネルディスカッションを通じて深く考察することを目的としています。

大会の概要

この大会が埼玉県で開催されるのは16年ぶり、北本市においては初めての試みとなります。参加者は全国から約200名の広報担当者が集まり、意見交換や交流の場となります。この大会では、広報コンクールの表彰式も行われるため、受賞者の事例発表も予定されています。

開催日程とトピック

大会は、2024年6月6日（金）に北本市文化センターホールで行われます。当日のスケジュールは、以下の通りです。

- 10:30～11:30 開会式・全国広報コンクール表彰式
- 11:45～12:15 特選等表彰者の事例発表
- 13:30～16:00 パネルディスカッション
- 16:00～16:05 閉会式

パネルディスカッションでは激論が展開

特に注目したいのが、激論型パネルディスカッションです。ここでは、パネリストたちがさまざまなテーマで意見をぶつけ合い、参加者もそれに対して投票を行いながら参加する形となります。テーマには「やっぱり広報紙か、それともWeb中心か」や「広報紙は外注すべきか、それとも内製が良いのか」といった、広報業務に関する重要な論点が取り上げられます。どの意見にも一理がありますが、現場に戻った際に役立つ示唆を得られる場になること間違いありません。

北本市との関わり

北本市は、近年の全国広報コンクールで2年連続して内閣総理大臣賞を受賞しており、その実績があってこそ今回の大会を開催する運びとなりました。令和4年に受賞した『屋外の仮設マーケット』をテーマにした広報企画は、シティプロモーションの新たな方法を示す成功事例として広く認知されています。これにより、北本市の広報は全国にその名を知られることとなり、他の自治体との関係構築へとつながっていきました。

参加方法

参加を希望される方は、公益社団法人日本広報協会の公式サイトから申込書を取り寄せ、必要事項を記入してファクシミリで送信する必要があります。参加費用は、会員団体からの参加者については1名まで無料で、2人目以降は有料となります。また、自治体広報に興味のある学生には特別枠が設けられており、無料での参加が可能です。