35歳以上の独身者が抱える婚活の現実と今後の希望

合同会社REPREが運営する、独身専用会員制コミュニティ「シンパティ」は、35歳以上59歳以下の独身男女を対象に「婚活経験」に関する調査を実施しました。調査結果からは、婚活に関する現状及び今後の希望が浮き彫りとなり、恋愛市場での課題が顕著になっています。

現代の婚活事情

晩婚化や非婚化が進む中、婚活サービスは多くの独身者にとって身近な選択となりました。マッチングアプリや婚活パーティーといった手段が一般的となり、多くの人が利用しています。しかし、婚活を通じた交際に至ることが難しい現実も多く、多くの利用者が不安を抱えています。

調査に参加したのは、婚活経験のある35歳以上59歳以下の独身男女330名です。彼らがこれまでに利用した婚活サービスの中で最も多かったのは「マッチングアプリ」で、続いて「婚活パーティー」、「結婚相談所」となりました。これにより、現代の独身者が最も市民権を得ている出会いの場が明らかとなりました。

交際に至るハードル

調査結果を見てみると、婚活サービスを利用してからの実際の出会いの数は「1～2人」が最も多い結果でした。しかし、出会った人との関係が進展することは容易ではありません。実際に想いを寄せる相手が見つからなかった利用者も多く、1年間で出会った人数に対して、交際に至ったのはゼロという回答も55%となっています。これは特に不安要素と言えるでしょう。

婚活で感じる疲れ

また、「婚活中に最もつらい、疲れた」と感じた経験についての質問では、最も多くの人が「実際に会った際の価値観や態度の不一致」と答えています。このことから、婚活には期待や不安がせめぎ合い、精神的にも負担がかかることが分かります。

新たな出会いに求める条件

調査の最後では、今後異性との新たな出会いに求める条件が示されました。最も多かった要望は「共通の趣味や体験を通じた出会い」で、続いて「費用がかからないこと」や「初対面の相手にすぐに好き・嫌いのジャッジをしなくてもよいこと」が求められています。これにより、独身者が求める出会いの質が変化していることも見えます。

シンパティの取り組み

「シンパティ」は、特に共通の趣味や体験を重視した出会いの場を提供しており、月に50本以上のイベントをオンライン・オフラインで開催しています。参加者は自分の得意な分野や趣味を通じて異性とリラックスした雰囲気で交流し、ゆっくりと関係を深めることができます。この方法は、従来の婚活が抱えていた時間や経済的なプレッシャーから解放され、相手を評価する基準がより柔軟になっている点が魅力です。

本調査からは、35歳以上の独身者が直面している課題と、それに対する新しい出会いの方法が見えてきました。「シンパティ」は、今後の独身者がより良い出会いを楽しむための手助けができる場所です。