ファミリーマート、新たな挑戦『ファミフェス2025』を通じてエンタメとの共創を強化

ファミリーマートが進化する！「あそべるコンビニ」をテーマにした新戦略

ファミリーマートの「ファミフェス2025」は、エンターテイメントとコラボレーションを通じて、従来のリテールモデルに新たな価値を提案する場として注目されています。店舗の利用価値が「モノを買うだけから、体験を楽しむ広場」へと変わる中、このイベントはコンビニ業界の新たなビジョンの実現を目指しています。

日本のカルチャーに寄り添った新たな店舗体験

ファミリーマートは近年、インバウンドの需要回復やライフスタイルの多様化に応じた新戦略を展開しています。特に、アニメやゲーム、音楽などの「ジャパンカルチャー」が世界で注目を浴びていることを背景に、店舗では次世代型の「あそべるコンビニ」のコンセプトを実現しつつあります。これにより、ファミリーマートは「衣・食・住」に「遊」を組み合わせたサービスを提供すると共に、エンタメコンテンツとのコラボレーションを強化する方針を打ち出しています。

エンタメとコラボしたグルメの数々

イベント発表の一環として、2026年に展開予定のアニメやゲームとのコラボキャンペーンもお披露目されました。「エンタメグルメ」と名付けられたこの施策では、TVアニメ『呪術廻戦』や人気ゲーム『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE』とのコラボ商品が発売される予定です。また、ファミフェス会場ではこれらの商品が先行公開され、多くのファンの関心を集めました。

具体的には、2026年1月に開始予定の『呪術廻戦』とのコラボフードや、2月には『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE』とのタイアップ商品などが展開され、ファンにとってたまらない楽しみが続きます。このように、ファミリーマートは各種人気コンテンツとのコラボを通じて、より魅力的な商品ラインアップを提供する姿勢を示しています。

季節イベントを通じた体験の強化

同イベントは、季節イベントを通じてエンターテイメントの要素を強化することも目的としています。たとえば、クリスマスや年末年始、さらには節分のイベント時に、人気キャラクターとのコラボ商品を販売することで、広く親しまれる店舗体験を実現しています。特に、昨年大好評を得た『刀剣乱舞ONLINE』とのコラボ恵方巻は、再びファンを魅了することでしょう。

インバウンド需要の獲得を目指す新体験

ファミリーマートでは、新たな体験を提供することで、訪れる人々のインバウンド需要も狙っています。独自の「ファミマクレーンゲーム」や「ポケモンフレンダ」といった体験型商品を全国の店舗に導入し、食やショッピングを遊びとして楽しむ環境が整いつつあります。

さらに「hololive」などのVTuberとコラボした商品やキャンペーンによって、特定のファン層にアプローチする方針です。このように、ファミリーマートは「買う」を「遊び」に変える取り組みを進め、訪れる人々に新しい体験を提供し続けます。

オンラインでも拡大するエンタメ体験

様々なエンタメコンテンツとのコラボは、店舗の枠を超え、オンラインでも展開されています。2026年3月には「ファミマオンライン」の1周年を迎え、特別商品やオンラインくじの販売といった新たな試みが行われる予定です。また、定期的に行われるファミマオンラインくじでは、多彩な景品が当たる楽しみも用意されています。