新感覚OIMOスイーツ「tororiiimo」の誕生
千葉県千葉市に拠点を置く永島ファミリーファーム(株式会社NTOコンサルティング)は、2025年8月1日から新たに「tororiiimo(トロリーモ)」という洋風さつまいもスイーツの販売を開始します。この新商品は、何といっても“蜜が主役”のしっとりとしたスイーツポテトとして注目されています。
厳選された素材
「tororiiimo」は、自社および契約農家で育てられた千葉県産の紅はるかを使用し、収穫後90日以上自家熟成されています。これにより、さつまいも本来の旨味が最大限に引き出されているのです。また、製法には揚げたさつまいもに蜜を絡める“蜜漬け”方式が取り入れられており、しっとりとした食感に仕上がっています。
多彩な味わい
「tororiiimo」では、4種類の蜜が楽しめます。定番の「糖蜜」、甘じょっぱい「みたらし蜜」、濃厚な「黒糖蜜」、そして上品で爽やかな「メープル蜜」です。それぞれの蜜は、試作を50回以上重ねた職人とパティシエの共同制作により生まれたもの。甘さだけではなく、素材との一体感も大切にした贅沢な逸品が揃っています。
農業と未来を結ぶ
この新たなスイーツ「tororiiimo」は、農業の承継と六次産業化を視野に入れた革新的な取り組みの一環です。日本のさつまいも産地・千葉県では高齢化が進んでおり、担い手不足が問題視されています。永島ファミリーファームは、そんな状況を打破し“美味しい千葉産のさつまいもを未来に残すため”に、スイーツを通じて農業を高級食材として昇華させることを目指してきました。
試行錯誤の末に生まれた傑作
「tororiiimo」は、6カ月間の試行錯誤を経て誕生しました。若い女性層にも好まれるような横浜風のおしゃれなデザインと、素材の旨味を最大限に活かした商品の開発に力を入れました。発売初日の200個が即完売したことからも、その人気の高さが伺えます。
今後の展望
今後、こだわりの蜜の販売やギフト向けも含めた商品のラインナップ拡大が計画されています。「tororiiimo」は、新たな“蜜スイーツ”というジャンルを確立し、全国や世界にも広がっていくことでしょう。また、過去の試行に基づき、新しい蜜のバリエーションも検討されています。
永島ファミリーファームのこだわり
1960年に創業した永島ファミリーファームは、三代にわたってこの地でさつまいもを育ててきました。高齢化が進む農業業界で「この味を絶やしたくない」との思いを持つ若い世代が、農業承継に取り組んでいます。苗づくりから栽培、熟成、加工、販売までを手がけることで地域の雇用創出や資源循環にも貢献し続けています。職人と現代的なパティシエの感性が融合した「tororiiimo」は、自然の恵みと深い想いが詰まった唯一無二の味わいを届けてくれることでしょう。
公式サイトやInstagramを通じて、今後の展開にぜひ注目してみてください。