ビオラと共に過ごす贅沢な時間
天皇陛下がご公務の合間にビオラ演奏を楽しむ姿から、音楽が持つ力を感じずにはいられません。実際、ビオラは多くの人々に愛されていながらも、その独特な役割ゆえに独奏用の楽譜が不足しています。そんな中、日下部春哉氏が代表を務める「レント&ヴィヴァーチェ」は、忙しい日常の中でも気軽にビオラを楽しめる環境を提供することを目指しています。
ご自宅で気軽に音楽を楽しむ
多忙な現代人がアンサンブルに参加できなくなるのは珍しいことではありません。育児や仕事に忙しい日々の中、楽器を弾く時間が取れず、音楽から遠ざかっている方々も多いことでしょう。しかし、Bluetoothスピーカーや楽器を用意することで、自宅で簡単に音楽を楽しめる環境が整います。レント&ヴィヴァーチェでは、クラシックの名曲を13種類の楽器独奏用に編曲し、楽譜と伴奏音楽データをセットにして提供しています。これにより、ビオラを通じて、より多くの人々が心安らぐ時間を持てるようサポートしています。
ビオラ愛に満ちた日下部氏の思い
日下部氏は大学オーケストラでビオラを弾き始めてから41年が経ち、その経験は豊かです。レント&ヴィヴァーチェのロゴにはビオラの楽譜で使われるハ音記号を採用しており、彼のビオラへの情熱が伝わってきます。アンサンブルにおいてビオラの多くはリズムや和声の伴奏を担当するため、独奏用の楽譜が不足している現状に彼は目を向けました。天皇陛下も学習院大学のオーケストラでビオラを弾いておられ、その姿が日下部氏にとって特別な刺激をもたらしています。彼は陛下が公務の合間にビオラ演奏を楽しめることを願い、ご家族との豊かな時間を過ごして欲しいと考えています。
音楽がもたらす心の平穏
東北大学の瀧靖之教授の研究によると、楽器を演奏することが脳を活性化し、ストレスを軽減する効果があるとされています。忙しい日々の中で自己表現の手段を持つことは、心のバランスを保つためにも大変重要です。音楽がもたらす豊かな感情体験は、個人の生活にだけでなく、ホームパーティやウエディング、さらには介護施設でのミニコンサートなど、さまざまな場面で活用されています。日下部氏は、音楽を通じてより豊かで和やかな社会を実現することを目指しています。
プロジェクト「April Dream」
特に注目されるのは、4月1日に発信される「April Dream」プロジェクトです。このプロジェクトでは、企業や個人が叶えたい夢を共有し、世の中に笑いをもたらすことを目指していいます。
レント&ヴィヴァーチェのご紹介
「レント&ヴィヴァーチェ」は2019年9月8日に立ち上げられたサイトです。音楽の用語に由来したこの名前は、日常生活におけるゆったりとした気持ちとワクワク感を届けることを意図しています。著作権が切れたクラシック名曲を13種類の器楽独奏用に編曲し、デジタルコンテンツとして販売まれています。2020年4月1日現在、22曲、277楽譜を販売中で、今後も更なる展開が期待されます。ぜひ、ご自身の生活にビオラを取り入れ、豊かな時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
レント&ヴィヴァーチェの詳細は、
公式サイトからもご覧いただけます。