スマート修繕、資金調達を経て真の透明性へ
株式会社スマート修繕は、マンションやビルなど大型建物の修繕工事に特化した見積、工事支援サービスを提供しています。この度、日本最大のベンチャーキャピタル JAFCO運用のファンドやJR東日本を主な出資者とするファンドから資金を調達しました。この資金は、既存の修繕ソリューションサービスの拡大とともに、新たな事業展開に使われる予定です。
資金調達の意義
スマート修繕は「建物再生における公正なる取引の実現を通して、より良い暮らしに貢献する」というミッションのもと、3,000件以上の実績を持ち、見積流通額は650%も成長しています。特に、修繕工事費は継続的に上昇しており、賢明な判断を求められる中、信頼できる選択肢を提供することが重要です。
日本のマンション業界の現状
現在、日本のマンションの多くは経年劣化や修繕積立金の不足という深刻な問題に直面しています。築40年以上のマンションは148万戸存在し、今後20年で482.9万戸に達する見込みです。修繕工事にかかる費用が年平均で5.5%増加しているため、適切な資金計画が不可欠です。
その一方で、一部業者による不透明な慣行が根付いており、例えば談合や利益相反などの問題が指摘されています。これによって、管理組合やオーナーは不公平な条件での判断を強いられることも少なくありません。これを解消するために、行政による介入も強化されていますが、やはり透明性ある情報提供が欠かせません。
資金の活用方法
今回の資金調達では、主に以下の4つの事業領域に投資を強化します。
1. 修繕ソリューション事業の急拡大に向けた人材採用とマーケティング活動
2. 新規事業「ダウンタイムレス内装リノベーション」の本格展開
3. 新規事業「コストダウンコンサルティング」の展開
4. 株式会社高速エレベーターの設立と「高速エレベーターの修繕ソリューション」の開始
これらを通じて、建物維持管理のための包括的なプラットフォームに進化し、信頼できる情報とサービスを提供し続けます。
他との連携と展望
スマート修繕の強みは、その透明性高いビジネスモデルと、他社との共同を通じたネットワークの構築にあります。これにより、管理組合やオーナーが複数の選択肢を比較できるよう支援しています。このように、次第に業界内の信頼性を高め、選択肢を増やすことが社会的にも求められています。
今回の資金調達を契機に、今後もスマート修繕は成長を続け、業界のスタンダードを打ち立てていくことを目指します。豊田代表は、「この調達により、我々のミッションに向けた一歩を進め、これまで以上に質の高いサービスを提供していきたい」とコメントしています。
代表の豊田賢治郎について
豊田社長は、新卒で旭化成に入社後、海外駐在を経てDeNAに参加。その後、マンションの理事長を務めた経験から、不透明な商習慣に立ち向かうための企業を設立しました。今回の資金調達はその正当性を証明するものであり、今後のさらなる進化に期待が寄せられています。
まとめ
スマート修繕は、今後も業界の透明性を高めるため、資金調達を後押しに持続的成長を続けるでしょう。ここでの取り組みは、社会全体に大きな影響を与えると期待されています。
詳しくは、公式サイト
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