敏感肌と遺伝子
2026-07-13 11:39:22

敏感肌の秘密を遺伝子から解明する新たな研究成果とは

敏感肌の謎を遺伝子から解き明かす



ポーラ・オルビスグループの一員であるポーラ化成工業株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:片桐崇行)は、最近の研究で敏感肌に関する新たな発見を報告しました。微小皮膚採取技術「マイクロバイオプシー」を使ったこの研究によって、敏感肌には肌状態や遺伝子発現が異なる複数のタイプが存在することが明らかになりました。これにより、敏感肌を抱える多くの人々に向けて、新たなケア方法が期待されます。

敏感肌とは?



敏感肌は、多くの人が抱える共通の悩みで、その症状は赤みやほてり、かゆみ、さらにはヒリヒリ感など多岐にわたります。しかし、これらの症状がなぜ起こるのか、そして人によってその現れ方が大きく異なる理由についての理解は不足していました。ポーラ化成工業では、その解明に向けた研究を進め、個人差に焦点を当てた解析を開始しました。

新技術「マイクロバイオプシー」



研究では「マイクロバイオプシー」という微小皮膚採取技術を採用しました。この技術は、注射針よりも小さな針を使って、皮膚からわずかな細胞を採取する方法で、採取時の負担が非常に少ないのが特徴です。従来の方法と比べ、肌へのダメージが少ないため、敏感肌の方でも安全に利用できます。

この微小皮膚採取によって得られた遺伝子情報は、医師による診断や様々な測定機器の結果と組み合わせて解析され、肌の状態と遺伝子発現の関連を詳しく調査しました。

敏感肌の多様性とタイプ分け



この研究の結果、敏感肌は6つの異なるタイプに分類されることが確認されました。それぞれのタイプは、遺伝子の発現パターンや肌状態において顕著な違いを示しました。例えば、あるタイプは免疫応答に関連し、別のタイプは皮膚バリアの形成に関与していることが分かりました。これにより、従来の一括りにされた「敏感肌」という概念が、より具体的で多様な状態として理解されるようになりました。

新たなアプローチの期待



今回の研究は、敏感肌の実態解明に向けた重要なステップと言えます。個々の遺伝子発現の違いが敏感肌の症状にどのように影響を及ぼすのかを明らかにすることで、将来的には、よりパーソナライズされた敏感肌ケアが可能になることが期待されています。実際、ポーラ化成工業はこれまでにも敏感肌に関する新たなアルゴリズムを開発しており、その成果を基に生活の質を向上させるための研究を続けています。

共同研究の専門医



この研究は、長年にわたり敏感肌や酒さ(赤ら顔)の臨床研究に従事しているALOOP CLINIC&LABの山﨑研志医師との共同で行われました。山﨑医師は皮膚科専門医として、敏感肌に関する研究に多方面から取り組んでおり、研究の成果が一人ひとりの肌の悩みに向き合う手立てとなることが期待されています。

この新しい知見は、2026年春に開催される第83回米国研究皮膚科学会で発表される予定です。今後もポーラ化成工業は、敏感肌ケアの新たな方法を模索し続け、多くの人々の肌の悩みを軽減するために努力していくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
住所
東京都中央区銀座1-7-7ポーラ銀座ビル
電話番号
03-3563-5517

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