サンタクロースが大阪・関西万博に登場!
2025年に開催される大阪・関西万博にフィンランドから特別なゲスト、サンタクロースがやってきました。12月4日水曜日には、北欧パビリオンでの「クリスマスツリー点灯式」に参加し、北欧5か国(デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン)の共同の祝祭を披露しました。
この点灯式には、フィンランドのタンヤ・ヤースケライネン大使も出席し、クリスマスが持つ特別な意味や、国境を越えた共感を強調しました。サンタクロースはこのイベントを通じて、家族や子供たちがクリスマスの喜びを分かち合う重要性を語り、「この点灯式は単なるツリーに光を灯すだけでなく、文化を越えた感動を世界中に広げるものです」とコメントを残しました。
フィンエアーは、サンタクロースの公式エアラインとして40年以上にわたり、その活動を支えています。フィンランドからアジア、北米、そしてヨーロッパまで、世界80以上の目的地へとサンタクロースを運び、希望と幸せのメッセージを届けています。
北欧パビリオン「Nordic Circle(ノルディック・サークル)」の理念
北欧パビリオンのテーマである「Nordic Circle」は、人と人、人と自然との結びつきを大切にすることを目的としています。この理念のもと、大阪・関西万博を通じて日本や世界とより良い未来を築いていく希望が込められています。点灯式で燈されたクリスマスツリーは、万博会場の夢洲を彩り、クリスマスの期間中、多くの人々の目を引くことでしょう。
タンヤ・ヤースケライネン大使は、「共通の目標に向かって協力することは、私たちが未来に向けて進む道を開く」と語り、信頼と協力の価値を再確認しました。また、「フィンランドにはサンタ、サウナ、シスの三つのSがあります。これらは、万博を訪れるすべての人々にとって特別な体験となることを願っています」と述べました。
フィンランドの言葉で「シス」は、困難に直面する際の強さや忍耐を象徴するもので、フィンランド人の精神を表します。サンタクロースの登場は、そのような文化的背景を感じさせるひとつの力強い象徴であり、クリスマスシーズンの特別なメッセージを伝える役割を果たしています。
北欧パビリオンは、2025年の万博参加が3回目となり、テーマは「ノルディック・サークル~北欧と共に、より良い明日へ~」。テクノロジー、イノベーション、サステイナビリティの3つの分野での北欧の先進的な取り組みを紹介し、未来に向けたビジョンを共有します。
このように、大阪・関西万博での北欧パビリオンの活動は、単なる展示の枠を超えて、文化を越えた交流や理解を深める貴重な機会となるでしょう。その結果、サンタクロースの登場は、人々の心にクリスマスの温かさをもたらし、未来への希望を象徴するイベントとなるに違いありません。クリスマス当日まで点灯されるクリスマスツリーは、来場者にとって特別な思い出の一部となることでしょう。
ぜひ、大阪・関西万博で感動的なクリスマスのひとときをお過ごしください。