New Relicとオリックスのパートナーシップによるビジネスの加速
デジタルビジネスにおける可観測性の向上が、企業の競争力を決定づける現代。New Relic株式会社(本社:東京都中央区)は、オリックス株式会社(本社:東京都港区)のビジネス文書管理サービス「PATPOST」にそのオブザーバビリティプラットフォームを導入した。この導入により、業務の効率化と顧客対応の品質向上が期待されている。
PATPOSTの進化と背景
「PATPOST」は生成AIを活用し、中堅・中小企業を主なターゲットとするビジネス文書管理サービスである。そして、2023年5月にはサービス提供をスタートした。サービスの設計には、ユーザーからのフィードバックを基にした
MVP(Minimum Viable Product)アプローチが用いられ、シンプルかつ必要な機能を備えた製品が開発されている。
ユーザー数が拡大する中、リアルタイムでの利用状況を把握する必要が高まったオリックスは、最終的にNew Relicを選択した。これにより、アプリケーションの動作やユーザー体験をデータとして可視化し、営業からサポート業務まで、各部署でそのデータを活用することが可能になった。
新機能の展開とデータ活用
New Relicの導入後、PATPOSTにはAIを活用した新機能が追加され、データ分析の質も向上している。特に、今後形にされるAI機能(指定項目抽出AI機能)の利用法を探る中で、各業種における活用の様子が把握でき、その結果を元に営業およびマーケティング戦略を考えることができる。現段階では、ダッシュボードを活用し、ユーザーの使い方を一目で把握する環境を整備中だ。
インサイドセールスとカスタマーサポートの効率化
PATPOSTの運用を支えるダッシュボードにより、インサイドセールスチームは、無料試用中のユーザー動向を把握し、適切なアプローチを行えるようになった。これにより、利用継続につなげることができ、さらにアップセル営業も効率的に実施できる。
また、カスタマーサポート業務においても大きな成果を上げている。トラブル発生時の対応速度が従来の2倍以上に短縮されたことが確認されている。以前はエラー時にエンジニアへの確認が必要で、解決までに平均20分以上を要していたが、New Relic導入後は平均10分にまで短縮された。
障害の原因特定の迅速化
障害の原因特定についても、New Relicの導入後、大幅にスピードアップ。以前は15分かかっていた原因特定が、現在はわずか1~2分で行える。これにより、PATPOSTは安定したサービス提供が可能となり、顧客満足度を向上させる要因ともなっている。
結論:ビジネスの「要」としてのNew Relic
オリックスの法人営業本部副本部長である長澤拓馬氏は、「New Relicの活用を通じて、オブザーバビリティがPATPOSTにとって欠かせない存在であると確信しています」とコメントしている。彼は、顧客の声をデータ化し、社内の全ての関係者がプロダクトの向上に参加できることの重要性を強調した。また、事業拡大に向け、New Relicとの連携がもたらす影響の大きさも指摘している。
このように、New Relicとオリックスの協力によって、PATPOSTはただの文書管理ツールから、顧客のニーズに応え続ける卓越したビジネスサービスへと進化を遂げていく。今後も両社のビジネス拡大に向けた取り組みが期待される。
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