新たなパートナーシップで女子スポーツを支援
2023年、パーソルホールディングス株式会社が公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(通称:WEリーグ)と“はたらくWell-being”向上を目的としてパートナー契約を締結した。この契約により、両者は女性スポーツ界の活性化を共同で目指すこととなる。
パーソルホールディングスは「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げ、多様な働き方を実現するための取り組みを進めている。このたびのWE ACTIONパートナー契約は、特に女子プロサッカー界における選手や関係者の“はたらくWell-being”を向上させることを目的としている。
WEリーグとの連携による調査と分析
このパートナーシップの一環として、パーソルと公益財団法人Well-being for Planet Earthが共同開発した「はたらくWell-being指標」を利用した調査が行われる予定だ。WEリーグおよび所属する各クラブと連携し、選手や関係者の働きやすさやモチベーションについての調査や分析が実施される。
パーソルはこの調査結果をもとに、各クラブやWEリーグに対して具体的なフィードバックを行い、改善策を提案するとしている。また、調査を通じた仮説の立証や、働く環境の改善に向けたアクションプランの作成も視野に入れている。
女性アスリートをサポートする取り組み
WE ACTIONの理念に基づくこのプロジェクトは、女性アスリートのみならず、スポーツ業界にかかわるすべての人々が活躍できる環境整備を目指している。パーソルグループは、WEリーグとの共同作業を通じて、女性アスリートがより良い働き方を実現できるように支援する。
パーソルホールディングスの村澤典知氏は、「WEリーグの理念に共感し、女子サッカーの発展や女性アスリートの多様な働き方支援に取り組んできました。この取り組みを通じて、すべての関係者がいきいきと力を発揮できる環境を目指したい」と述べた。
最後に
パーソルホールディングスは、これまでも多様な働き方を推進し、人材サービスを展開する企業として知られている。1973年の設立以来、女子スポーツ界の発展にも力を注いできた。同社は、特に2030年を見据えた「人の可能性を広げる」という目標の下、100万人のより良い“働く機会”の創出を目指しています。
これにより、すべての人が「はたらいて、笑おう。」を実感できる社会の実現を目指し、より良い働き方をサポートしていくことを宣言している。今回のWEリーグとの提携が、その夢を実現する一歩となることを期待する。