AIと専門職が支える新しい相談サービスが登場
横須賀市が、革新的な相談サービス「よこすかAIフレンド AI(あい)ちゃん」を2026年7月31日から提供開始しました。このサービスは、つながりAI株式会社が手掛け、AIと専門職相談員のハイブリッド型システムで、市民の悩みや不安を24時間体制でサポートします。
AI先進自治体としての横須賀市
横須賀市は2023年4月、日本全国の自治体の中で初めてChatGPTを導入し、AI技術を駆使した行政DXを推進してきました。こうした取り組みが評価され、横須賀市は「生成AI開国の地」として知られるようになっています。この新たな相談事業は、AI技術を最大限に活用し、市民の多様なニーズに応じることを目的としています。
相談サービスの必要性
孤独や心の不調に悩む方々にとって、必要な時に相談できる窓口があることは非常に重要です。しかし、従来の相談窓口は開設時間に制約があり、相談者が必要な時に対応できないケースが多々ありました。また、多くの相談が寄せられる中で、専門職相談員がその全てに素早く応じるのは難しい現実もあります。こうした課題を解決するために、「よこすかAIフレンド AI(あい)ちゃん」が誕生しました。
どのように利用するのか
このサービスでは、市民がお昼の2時でも夜の11時でも、LINEアプリを通じて気軽に相談ができます。AI(あい)ちゃんが雑談形式で相談に応じ、必要な場合は適切な専門職相談員へとつなげます。このアプローチは「相談」のハードルを下げ、もっと気軽に悩みを話せる環境を整えることを目指しています。
AI(あい)ちゃんの特徴
AI(あい)ちゃんは、市民の信頼を得るために横須賀名物のスカジャンを着用しており、親しみやすさを演出しています。また、AI(あい)ちゃんは約100の言語に対応しているため、日本語以外の市民も利用が可能です。国際色豊かな横須賀市において、外国人住民への配慮も行き届いています。これにより、さまざまな背景を持つ市民が相談しやすいシステムが構築されています。
機能と提供内容
「よこすかAIフレンド AI(あい)ちゃん」では、以下のサービスを提供します:
- - 市民が24時間365日、LINEから利用できるAIチャット相談
- - 孤独や不安、生活上の悩みや福祉・子育てに関する相談への対応
- - 相談内容に応じた市の窓口や支援機関の案内
- - 自殺リスクやその他の高リスク相談の確認・対応
- - 必要に応じた専門職の介入や福祉部門との連携
今後の展望
つながりAI株式会社の代表取締役、駒崎弘樹氏は「生成AIを活用し、誰もが孤立しない社会を目指したい」と語り、相談プラットフォームの構築に取り組んでいます。今回の「よこすかAIフレンド AI(あい)ちゃん」は、その一歩であり、全国におけるAIを活用した相談サービスの先駆けとも言えるでしょう。
これからも横須賀市は、その先進的な取り組みで市民の生活の質を向上させるための施策を進めていくと期待されています。